ラーメン店のFC展開などを行うホッコク(中央区)は12月16日、五反田駅西口エリアに新業態となる「五反田BAR(バル)」(品川区西五反田2、TEL 03-3493-9140)をオープンした。
同店はスペインのバル、イタリアのバールのように「カフェ、食堂、バーの機能」を併せ持つ地域密着型のバーをイメージした飲食店。店舗面積は40坪で、席数は50席。
店長はホッコク直営部の佐藤剛さんが兼任。チェーン店舗の企画開発に携わってきた佐藤さんが、同店の内装からメニューまで自分目線の「あるといいな」を取り入れたという。「待ち合わせの合間などに仕事をする」という自身の経験から、カウンター席にはコンセントを設置し、パソコンを使用するビジネスマンの利用を見込む。
主なメニューは、約2時間かけて手作りするトマトソースを使用した「ポモドーロ」(780円)、スペイン風両面焼のオムレツ「トルティーリャ 木の子」(680円)、ハーブを配合した飼料を食べて育ったハーブ鶏をさらに24時間ハーブ油に漬けたものをグリルした「国産鶏のハーブオイル焼き」(280円)、リンゴの甘みがデザート感覚で食べられるピザ「ゴルゴンゾーラとリンゴ」(880円)、イベリコ豚の最上級である「ベジョリータハムグリル」(880円)などを用意する。
ドリンクは、ドラフトビール(500円)、ハウスワイン(600円)のほか、スペインの無農薬有機農法で生産されるオーガニックワイン「ヌエストラ・セニョーラ・ポルタル」(4,800円)、「サクラ・ナトゥーラ」(5,400円)、「ラッチ・デ・ライム」(3,400円)など、ソムリエの経験を持つ佐藤さんがこだわりのワインを取りそろえた。
佐藤さんは「地元の人に愛されるアットホームな店を目指す。会社帰りはもちろん、待ち合わせなど週に何度も利用していただければ」と話す。想定客単価は3,200円。同店は年内いっぱい、オープン記念として19時までビールとハウスワインを300円で提供している。
営業時間は、月曜~木曜=16時~24時、金曜・祝前日=16時~翌4時。