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大井町で地元銭湯とビール店のコラボイベント開催へ 「奈良醸造」も参加

(左から)「Canal brewing」店主の濱口恵さん、「すえひろ湯」番頭の高橋祐未子さん、「すえひろ湯」社長の角屋文隆さん

(左から)「Canal brewing」店主の濱口恵さん、「すえひろ湯」番頭の高橋祐未子さん、「すえひろ湯」社長の角屋文隆さん

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 サウナとクラフトビールのイベント「BEER AFTER SAUNA(ビア アフター サウナ)おかわり」が6月28日・29日、大井町のクラフトビール店「Canal brewing(カナル ブルーイング)」(品川区大井1)と銭湯「すえひろ湯」(同)で開催される。主催は、Canal brewing、すえひろ湯、「奈良醸造」(奈良市)。

「すえひろ湯」外観

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 すえひろ湯で入浴やサウナに入った後、同銭湯から徒歩約5分のCanal brewingに移動してクラフトビールを飲む同イベント。今回用意するクラフトビールは、全て奈良醸造でそろえる。

 Canal brewingは普段から奈良醸造のビールを販売し、すえひろ湯と合同で、ランニングをしてから銭湯で汗を流しビールを飲むイベントを主催している。Canal brewing店主の濱口恵さんは「奈良醸造はテントサウナに入った後にビールを飲むイベントを地元で開いており、東京でも同じようなイベントを開催したいとお声がけいただいた」と話す。「以前から、大井町のハブになりたい、地域のつながりを増やしたいという思いがあった。銭湯とビールという切り口で、大井町の人々に楽しんでもらう機会になれば」とも。

 Canal brewingではビールを約20種類、すえひろ湯では数種類を用意する。ラインアップは、サウナの後に飲みたい1杯として醸造した、イベントと同名の「BEER AFTER SAUNA(ビア アフター サウナ)」、油長酒造(奈良県)とのコラボで開発した「UNDERWATER(アンダーウオーター)」など。ビール以外では、ジビエを使った料理やピザなども用意する。当日は奈良醸造の醸造家が来場し、来場者にビールの説明を行う。

 イベント当日は、主催3者のグッズが当たる抽選会やじゃんけん大会を開く。手ぬぐい、サウナハットなどのグッズほか、今回のイベントのために作ったTシャツ(4,400円)には、Canal brewingと奈良醸造のキャラクターがすえひろ湯を訪れているイラストが描かれている。キウイとマンダリンを使ったビール「BEER AFTER SAUNA」にちなんで、すえひろ湯ではキウイの入浴剤を入れた浴槽を用意する。

 料金は、入浴、サウナ、ビール1杯の基本セットが、前売り=1,500円、当日券=2,000円。「ビールおかわりチケット」は、10杯が前売り=8,000円、当日=9,000円、5杯が前売り=4,300円、当日=4,700円。当日の現金支払いは1杯=1,000円。チケット販売は、奈良醸造のオンラインストアとCanal brewing、すえひろ湯の店頭のみ。

 「ビールだけ、入浴だけ、サウナだけでも歓迎。全部が好きな人はこのイベントに来ていただいて、どれか1つを楽しみたいという場合は、それぞれの店に気軽に来てもらえたら」と濱口さん。すえひろ湯社長の角屋文隆さんは「風呂は家でも入れるし、ビールは数百円のものを買えるが、あえて銭湯に行ったり専門店で飲んだりすることは、ちょっとした豊かさを感じられる行為だと思う。お客さんにそういう体験を提供していきたい」と話す。

 開催時間は、すえひろ湯=10時~翌1時、Canal brewing=11時30分~23時(29日は22時まで)。

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