
「鮮魚と炉端焼き 魚炉魚炉(ぎょろぎょろ) 五反田」(品川区西五反田2、TEL 050-5456-7028)が7月28日、西五反田エリアの目黒川沿いにオープンした。経営はサンビシット(千葉県)。
Sunrise(神奈川県)が2018(平成30)年、川崎市に開店した炉端焼き店「魚炉魚炉」ののれん分け店。すし店を居抜きで利用する。来店客との距離が近いカウンターをそのまま残し、目の前で調理するライブ感を体験できるようにしたという。店舗面積は12坪。席数は25席。
「出店のきっかけは、Sunrise社長の菊池厚志さんとの会話」と話すのは、サンビシット社長で店主の吉田琢さん。「10年来の親交がある菊池さんに新規出店の相談を持ちかけたところ、炉端焼きを勧められた。川崎総本店の味にほれ込み、自社の経営業務の傍ら店で修業させてもらった後、川崎と客層や雰囲気が似ている五反田エリアにのれん分け店をオープンした」と説明する。
お通しは、仕入れ時の旬に合わせた「鮮魚5点盛り」(605円)。フードの人気メニューは「とろさばの一本焼き」(1本=1,869円、ハーフ=1,089円)、焼きおにぎり(しょうゆ=439円、月見チーズ・めんたいバター・みそバター=以上659円、和牛すき焼き=1,089円)で、「魚や野菜を焼いた網で焼き上げる焼きおにぎりは、風味が感じられて特に人気がある」と吉田さん。このほか、「ハラスいくらいくらのせ」(1,429円)や「厚切り牛タン」(2,089円)、「どんこ椎茸(しいたけ」(329円)などを用意する。
ドリンクメニューは、月替わりの日本酒(一合=1,200円)をはじめ、ビール、「山崎梅酒」(以上659円)、生レモンサワー、「角ハイボール」「翠ジンサワー」、「黒霧島焼酎」(以上549円)などをそろえる。
開店後の反応について、吉田さんは「デートから会食までさまざまなシーンで使ってもらい、予約で連日満席になるほど盛況」と明かす。今後については「一人一人のお客さんと向き合い、心のこもった接客をして、食事を楽しんでもらいたい。扱う魚の種類を増やしたり、生産者のストーリーをお客さんに伝えたりすることで、もっと多くの人を笑顔にできたら」と意気込む。
営業時間は16時~23時30分(金曜・土曜は24時まで、日曜・祝前日は23時まで)。