イルミネーションイベント「東京メガイルミ2025-2026」が11月1日、東京シティ競馬(大井競馬場、品川区勝島2)で始まった。主催は東京都競馬(大田区)と特別区競馬組合。
初開催は2018(平成30)年で、今年が8回目となる同イベント。レースコース内側の「和のきらめきエリア」と外側の「TWINKLEエリア」の2エリアに分け、さまざまなイルミネーションを設置する。「和のきらめきエリア」には、TWINKLE TUNNEL(入口はEAST、出口はWEST)を通って移動する。入場は20時30分まで。
イルミネーションの演出は、「虹色に輝く光の大噴水」(約2分30秒間)、「メガツリー」(約3分間)、「オーロラの森」(約5分間)、「トゥインクル・ライトショー」(約1分30秒間)の順で繰り返し上演する。開始時刻は、毎時00分、20分、40分で、最終回は20時40分。
今年は、音楽に連動して点灯する「トゥインクル・ライトショー」を一部リニューアルした。レーザー光線のプログラムを変更し、観覧席のスタンド壁面を照らすムービングライトを増やす。
初の取り組みとして、「サイネージオブジェ」とデジタルマップを導入した。「サイネージオブジェ」は、キャラクターが人の動きに反応し、連動して動く。デジタルマップは、場内のQRコードを読み込むと公式サイトが表示され、スマートフォン上で地図を確認できる。これまでは紙の地図を配布していたが、夜間の見づらさや電子化の推進によって、デジタルマップを導入したという。
期間中、会場内では、食イベント「いい肉の日 JAPAN MEAT FES(ジャパン ミート フェス)」、クリスマスイベント「Outdoor Xmas Week(アウトドア クリスマス ウィーク)」、「ワンワンとあそぼうショー」など60以上のイベントを行う。
馬をモチーフにした乗用おもちゃ「RODY(ロディ)」とのコラボレーションも開催。売店では「ロディライトアップキャンディ」(900円)や「ロディ蓄光キーホルダー」(600円)などのグッズを用意し、飲食店では「ロディホットココア」(700円)、「ロディみたらし団子」(800円)などのフードメニューを販売する。「ロディ体験スポット」の設置やスタンプラリーなども用意する。
期間中、品川区や港区、大田区の住民、就労者、在学者を対象とした「区民ウィーク」を行う。それぞれ地元のマスコットキャラクターなどを招くグリーティングイベントほか、ステージイベントやワークショップなどを開催する。みなと区民ウィークは11月15日~21日、しながわ区民ウィークは11月22日~28日、おおた区民ウィークは12月6日~12日。有料入場した対象者には、会場内で使えるクーポンを進呈する。
イルミネーション事業推進室長の小谷大介さんは「競馬場内をイルミネーションで彩ることで、競馬場の新たな一面を知ってもらい、より多くの人に親しんでもらえるきっかけとなれば」とほほ笑む。主任の高野貫太さんは「馬と触れ合えるイベントなども行う。競馬場ならではのイルミネーションイベントを楽しんでもらいたい」と話す。
営業時間は16時30分~21時。入場料は料金変動制で、大人(18歳以上)=800~1,600円、子ども(小学生以上)=400円~900円。休業日=11月10日~14日、12月1日~5日、24日~1月1日。1月11日まで。