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大井町の銭湯と飲食店ら3社がクラフトビール共同開発 冬至でユズ使う

「Canal brewing」のグラスに注いだ「Oldnew Downtown(オールドニューダウンタウン)」

「Canal brewing」のグラスに注いだ「Oldnew Downtown(オールドニューダウンタウン)」

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 クラフトビール「Oldnew Downtown(オールドニューダウンタウン)」の一般販売が12月22日に始まった。

「オールドニューダウンタウン」のラベルは、大井町の過去と現在の風景をデザインした(写真提供=GRANDLINE BREWING)

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 同商品は、12月16日に銭湯の継承・リニューアル3周年を迎えた大井町の銭湯「すえひろ湯」(品川区大井1)、クラフトビール店「Canal brewing(カナル ブルーイング)」(同)、横須賀のクラフトビール醸造所「GRANDLINE BREWING(グランドライン ブルーイング」(神奈川県)の3社がコラボレーションして開発した。

 販売店は、Canal brewing店頭やGRANDLINE BREWINGのタップルーム、オンラインショップ「KANPAI SHOP」など。価格は1,000円。すえひろ湯とCanal brewingでは、その場で飲めるたる生の「Oldnew Downtown」を提供する。

 クラフトビールの共同開発について、すえひろ湯店主の角屋雄太さんは「うちの銭湯の3周年に向けて、1年近く前からGRANDLINE BREWINGさんとオリジナルクラフトビールを一緒につくる計画が持ち上がっていた。近隣で営業しているCanal brewingさんにも声をかけ、3社コラボ企画になった」と話す。

 GRANDLINE BREWING広報担当者の長瀬和也さんは「サウナとクラフトビールをかけ合わせたプロジェクトを続ける中で、すえひろ湯さんと意見交換を重ねていった。共通の取引先であるCanal brewingさんも巻き込み、大井町ならではのコラボレーションが具体化した」と話す。

 ビールのテーマは「温故知新」。発売日の12月22日(冬至)に合わせてフレーバーにユズを使い、力強い香りと軽快な飲み口のコントラストを実現したという。ラベルは大井町の過去と現代の写真を使ったデザインを採用した。

 12月20日・21日の2日間は、すえひろ湯とCanal brewingでお披露目イベント「ビールナイトサウナ」を開催。すえひろ湯ではユズ湯を用意し、それぞれの店でコラボビールを先行販売した。

 Canal brewing店主の濱口恵さんは「商品名のオールドニューダウンタウンは、大井町の『下町情緒あふれる懐かしさ』と『新たに発展していく都会らしさ』を表している。大井町でクラフトビールを提供する店として、この両面を大事にしたいという想いを込めた。大井町にゆかりのある方に、ぜひ飲んでいただければ」と話す。

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