五反田の「北海道厳選素材 新鮮炙り焼き居酒屋 はなこ 五反田店」(品川区西五反田1、TEL 03-5436-5177)の「ラーメンサラダ(略称=ラーサラ)」(780円)が、近隣のビジネスマンを中心にじわじわと人気を集めている。経営は飲食店を手掛けるセクションエイト(千代田区)。
同社は、札幌すすきの(札幌中央区)1店舗、都内7店舗の「はなこ」を構える。同業態の特徴は北海道料理とスタッフの個性的な制服。「仕事の疲れをおいしい料理とスタッフの笑顔でもてなす癒やしの居食空間」をコンセプトに、ターゲットである近隣のビジネスマンを囲い込む。店舗面積は50坪で、席数は56席。
ラーメンサラダは、レタス、キュウリ、トマトなどの野菜に中華麺を乗せたサラダ。一見冷やし中華に見えるが、北海道の居酒屋などでは定番メニューとして知られている。テレビの情報番組などで取り上げられたことから、その知名度は広がった。
「はなこ」全店では4月よりメニューを改良。全店で最も注文数の多い「ラーメンサラダ」は、麺を太麺に、味付けをゴマとしょうゆベースに変更し、コーンを追加した。「野菜の種類を増やし、ドレッシングの味を調整したことで本場の味をより再現できた」(同社広報部の竹内友和さん)。
同店の主力メニューは「羅臼産 ほっけの開き」(980円)、「野付半島産 ほたてのバター焼き」(680円)、「北海トロサーモンカツ」(780円)、「オホーツク産 特大牡丹海老指し」(1,280円)など、北海道直送の海鮮炙りがメーン。
ドリンクは、北海道の地酒「国士無双」(780円)や「北の誉 親玉」(680円)などのほか、生ビール、酎ハイ、サワーなどの「90分飲み放題」(1,680円)プランも用意。
冷やし中華とラーメンサラダの違いについて、竹内さんは「北海道でも区切りが難しい。サラダを乗せたらラーメンサラダ。よりおいしくなったラーメンサラダをぜひ食べにきてほしい」と話す。「当店の利用客は6割がリピーター。新規の利用客も開拓していきたい」とも。
営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。