ソニー(港区港南1)は9月1日、動画共有サイト「eyeVio:アイビオ」(以下、アイビオ)を利用した動画コンテンツ配信媒体「eyeVio TV:アイビオ ティービー」(以下、アイビオ ティービー)を開始する。
「アイビオ ティービー」は、今年4月に開設された「アイビオ」の1コーナー。1日あたり数百件投稿される動画から厳選した作品をピックアップし、そのコンセプトや制作者のエピソードを紹介する6分間のショート・エンターテインメント番組。番組内ではスポンサー企業のメッセージや商品情報がユーザーに近い目線で提供される。メーンパーソナリティーは、「chelucy」代表のまつゆうさん。
同番組は「アイビオ」のサイトを中心に、約650万の視聴可能世帯を持つ国内ケーブルテレビ局最大手であるジュピターテレコム(港区芝大門1)の「J:COMチャンネル」をはじめ、や街頭ビジョン、携帯電話、ブログ、ビデオ再生対応のウォークマン、iPodなどで視聴できる。複数のメディアに連携する放送・配信サービスとしては、国内動画共有サービス初となる。
同社は、「顧客と企業を結ぶコミュニケーションチャンネルの構築と提案を目指す。そのメリットは、マスメディアとバイラルメディアを同時展開でき、なおかつマス型広告宣伝媒体よりも安価な点にある」と説明している。
番組制作にかかる基本料金は、媒体費を含め1カ月400万円から。年内はサービス期間として250万円からとなっている。問い合わせは、アイビオ ティービー事務局(TEL 03-5792-3106)まで。