白金台の洋菓子店「レトルダムール」、早くもクリスマスケーキ発表

国産の有機小麦粉、平飼いの有精卵、乳化剤無添加のクリームチーズ、種子島産の「洗双糖(せんそうとう)」など、こだわりのオーガニック素材を産地直送で仕入れたという

国産の有機小麦粉、平飼いの有精卵、乳化剤無添加のクリームチーズ、種子島産の「洗双糖(せんそうとう)」など、こだわりのオーガニック素材を産地直送で仕入れたという

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 白金台の洋菓子店「レトルダムール グランメゾン白金」(港区白金台5、TEL 03-5488-5051)は9月25日、「プレミアム・クリスマスケーキ」の新作発表会を行った。

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 同店を経営するのはシダックスレストランマネジメント(渋谷区)。広報担当の大友一也さんは「今年のクリスマスケーキには力を入れている。例年よりも早い夏ごろから準備を始めて、今回の発表会でようやくお披露目することができた」と話す。

 今回の「プレミアム・クリスマスケーキ」を担当したのは、昨年ジャパン・ケーキショー東京で銀賞を受賞したシェフ・ド・パティシエの倉嶌克彦さん。「安全性にこだわった厳選のオーガニック素材を使用した」というチョコレートケーキ「エトワール・フィラントゥ」、チーズケーキ「ラ・プリューム・デュランジェ」、ショートケーキ「ボヌール」の新作3品を各限定30個用意。シャンパーニュ「モエ・エ・シャンドン・ブリット ロゼ・ハーフボトル」または「ウーヴ・クリコ イエローラベル ハーフボトル」付き1セット10,500円で販売する。

 「食事の後にでも気軽に食べられるような手ごろなサイズ」「甘さ控えめのビターな味つけ」を意識したという同商品。倉嶌さんは「オーガニック素材を使用することで、これまでのケーキ作りとは勝手が変わり配合の調整に苦労した。原価も当店で販売している通常の商品と比べると2~3倍はするはず」と振り返る。メーンターゲットは、近隣に住む30~40代の夫婦、カップル。

 倉嶌さんは「洋菓子にも安心、安全という意識が求められている。今回のケーキへの取り組みが、定着するようにコスト面での企業努力をしていきたい。今後はもっと手ごろな価格で提供できるようになれば」と話す。

 同商品は11月11日より予約受け付けを開始、12月18日から期間限定で販売する。

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