プレスリリース

RO式造水装置で真空蒸発式の課題を克服 | Peter Taboada社 逆浸透膜式造水装置をSea Japan 2026にて紹介

リリース発行企業:株式会社エヌワイ

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近年、注目を集める逆浸透膜式造水装置
船舶が安定・安全運航を継続する上で、塩分を含まない清水を船上で確保することが重要となっている。特にケミカルタンカーでは、タンククリーニングで大量の清水を利用。清水の確保は運航計画や荷役にも大きく影響する。
従来の真空蒸発式造水器は、主機の排熱を利用して海水を蒸発させ、その蒸気を冷却水で凝縮して淡水を製造する。ボイラー水として使用可能な純度の高い水を作ることができる一方、海水を蒸発させるための熱源が必要で、主機が停止状態にある停泊中の船では造水できない。
近年海運業界では、燃料消費量削減の観点で減速運航するケースが増加。さらに、IMO(国際海事機関)のCII(燃費実績格付け制度)などに対応するため、CO2(二酸化炭素)排出削減につながる主機出力抑制の動きも広がっている。この場合、主機運転中の排熱量が通常の運航と比較して減少するため、真空蒸発式で造水する場合は必要量の確保に影響する。
頻繁に荷役をするケミカルタンカーでは状況が深刻さを増す。主機の運転時間不足で造水に必要な排熱が足りず、生活用水、タンククリーニング用の清水を確保することが課題となっている。造水が難しいため、入港時に外部からの清水補給が必要になる。例えば米ロングビーチ港でトン当たり80―100ドル、シンガポール港では同20ドルなど、清水は港ごとに価格が異なる。寄港地によってはかなり高額な清水を購入する必要があり、オペレーター(運航船社)にとっては大きな負担となる。
こうした状況を改善する選択肢として、RO膜(逆浸透膜)式造水器が注目を集めている。RO膜式は海水を高圧ポンプでRO膜に通すことで、海水中の塩分や不純物を物理的に除去して清水を造る。熱源が不要なため、電力供給を受ければ、停泊中の船でも造水が可能になる。
Peter Taboada
エヌワイが代理店を務める「Peter Taboada」社のRO膜式造水器は、欧州の客船オペレーターや海軍を中心に多くの導入実績があり、その性能と信頼性の高さから業界内で広く評価されている。装置構成の柔軟性と、造水量が1日当たり1.8から200 m?の幅広いラインアップを取りそろえていることが、同社製品の大きな特長になる。用途に応じて最適な造水量のモデルを選択することが可能。海水や清水の性状によってはオプションで前処理、後処理など装置構成のカスタマイズもできる。

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日本で導入事例
「Peter Taboada」社製RO膜式造水器は、日本国内でも導入の検討が進んでおり、直近では某内航船社が自社船に搭載することを決めた。すでに就航しているケミカルタンカーへ搭載(レトロフィット)するもので、タンククリーニングでの利用などを想定する。レトロフィットする場合、追加機器の設置スペースが新造船の場合と比べ限られる中、装置のコンパクト設計と設置のしやすさが、費用対効果とともに採用の決め手となった。
Sea Japan 2026にて展示決定
2026/4/20~22の間、東京ビックサイトで開催されるSea Japan 2026の株式会社エヌワイ(東京都港区)のシップエイドの展示を行う。会場では「Peter Taboada」社のRO膜式造水機の導入事例、運用メリットを自社ブースで紹介する。タンククリーニングで大量の清水が必要な船舶の関係者にとって、柔軟性と経済性を兼ね備えたRO膜式の導入を検討する絶好の機会を提供する。
開催概要
展示会名:Sea Japan 2026
会期:2026年4月22日(水)~24日(金)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト
小間番号:1L-17

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