リリース発行企業:FORMULA E OPERATIONS LIMITED
- ABB FIAフォーミュラE世界選手権が、シーズン11の第3戦・第4戦で初めて「ジェッダ・コーニッシュ・サーキット」へ。フォーミュラEシリーズと深い縁のある地であり、本シーズン唯一のナイトレースを開催!
- 「ピットブースト」初導入: フォーミュラEにおいて約7年ぶりとなる義務化されたピットストップを導入。ピットレーンで30秒間の600kW超高速充電を行い、バッテリー残量が10%(3.85kWh)増加する、新たなミッドレース機能の導入をお楽しみに!
- 「ルーキーフリー走行セッション」を2月13日(木)に開催: ジェイミー・チャドウィック、テオ・プルシェール、タチアナ・カルデロン、ダニール・クビアトなど、これまで選手権への出場経験のない期待の新進気鋭ドライバーが参戦
- 「ジェッダE-Prix」は、2月14日(金)と15日(土)にシーズン11初のダブルヘッダーとして開催。その後、選手権はマイアミへと移り、世界初の「Evoセッション」イベントを経て、4月の「マイアミE-Prix」へと続きます
フォーミュラE、「ジェッダE-Prix」で新たな挑戦へ
ABB FIAフォーミュラE世界選手権が、シーズン11初のダブルヘッダーとしてサウジアラビアに帰ってきます。第3戦・第4戦は、2月14日(金)、15日(土)に「ジェッダ・コーニッシュ・サーキット」にて開催します。
ABB FIAフォーミュラE世界選手権が再び中東で開幕し、今シーズンならではの新たな挑戦と革新が展開されます。シーズン初のナイトレースが開催されるのは、これまでのディルイーヤではなく、新たに1.86マイル(約3.0km)のレイアウトが採用された「ジェッダ・コーニッシュ・サーキット」。ここは、世界的なモータースポーツイベントを数多く開催してきた名高いサーキットです。
また、新たに導入される「ピットブースト」によって、フォーミュラEでは約7年ぶりにピットストップが復活します。初日のレースでは、すべてのドライバーが30秒間の義務的なピットストップを行い、これによりバッテリーに10%の追加エネルギーを獲得します。既存の「アタックモード」に加え、「ピットブースト」は新たな戦略的要素となります。
すでに白熱の展開を見せているシーズン11。オリバー・ローランドが、先月の第2戦「メキシコシティE-Prix」で観客を沸かせた優勝に続くパフォーマンスを狙う一方で、チャンピオンシップリーダーのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、2戦連続での2位フィニッシュから、今シーズン初勝利を目指します。
また、選手権に先立ち、今回新たに導入される「ルーキーフリー走行セッション」は、世界のモータースポーツ界の才能あるドライバーたちが最新の「GEN3 Evo」テクノロジーでその能力を披露する機会となります。この試みは、フォーミュラEとFIAが技術革新を推進し、競争の魅力を高め、ファンとの一体感を強めるための取り組みの一環です。
「ジェッダE-Prix」(第3戦・第4戦)は、2月14日(金)・15日(土)の現地時間20:05
(日本時間2月15日(土)・16日(日)02:05)にスタート。
新たな戦略的要素となる「ピットブースト」とは?
レース中、ピットレーンで30秒間にわたり600kWの超高速充電を行い、レースカーのバッテリー残量を10%(3.85kWh)増加させるシステム。現在の消費者向け急速充電器より大幅に高い電力を供給し、指定レースにおいて結果と戦術を劇的に変える可能性を秘めた新たな戦略要素の追加となります。
ピットブーストの主な特徴
- 義務化された充電ピットストップで、30秒間の充電により、レースカーに10%の追加エネルギー(+3.85kWh)を供給
- 指定されたレースにおいて、すべてのドライバーに対して義務付けられる
- 既存の「アタックモードとは」独立しており、チームは2つの要素を戦略的に管理する必要がある
- 作業可能なピットクルーは2名まで。加えて1名のピットクルーが車両のストップ&リリースを担当する
- 1チームにつき1台のみ「ピットブースト」実施が可能(同時に複数台の実施は不可)
- 急速充電EV技術の最前線を示し、「レースから公道へ」の技術革新の理念を体現
- FIAが「ピットブースト」実施のタイミング(特定の充電状態値に応じて)を決定し、各レース開催の21日前にチームへ通知する
「ルーキーフリー走行セッション」について
ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、メインイベントに先立ち、レースウィーク初日に「ルーキーフリー走行セッション」を開催。各チームが選手権外から発掘した新たな才能に最新の「GEN3 Evo」マシンで実力を披露する機会が与えられ、クッシュ・マイニがトップタイムを記録しました。
このセッションは、レースウィークエンドにさらなる期待と興奮をもたらすとともに、チームが戦略的な意思決定に役立つ貴重なデータを集める機会となりました。
参加したルーキードライバー
「ジェッダE-Prix」 スケジュールと視聴方法
※日本はJ SPORTSとBSフジで放送予定。放送日時など詳細は各ウェブサイトでご確認ください。
全スケジュールはこちら:
Round 3 Jeddah E-Prix - ABB FIA Formula E World Championship
放送情報はこちら:
How to watch - ABB FIA Formula E World Championship
Tokyo E-Prix チケット「最速先行」抽選は2月10日10時より受付開始
白熱のEVレースとトップクラスの音楽やエンターテイメントが融合した、フォーミュラEの東京大会「Tokyo E-Prix」は、2025年5月17日(土)・18日(日)に開催します。観戦チケットの最速先行抽選は、Tokyo E-Prix観戦チケットの最速先行抽選は、申込受付期間が2025年2月10日(月)10 :00~19日(水)23:59となることが、先日発表されました。最速先行抽選では、国内在住者だけでなく、海外在住者の方もお申込みいただけます。
詳細は、イープラスのウェブサイトにて公開しています。イープラスに会員登録をした上で、最速先行抽選にお申込みください。
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フォーミュラEとABB FIAフォーミュラE世界選手権について
ABB FIAフォーミュラE世界選手権は、世界初の電気自動車によるFIA世界選手権で、カーボンニュートラルが認証された唯一のスポーツです。世界有数の都市の中心部でドラマチックなレースを展開し、世界をリードする自動車メーカーに電気自動車のイノベーションを加速させるためのモータースポーツプラットフォームを提供しています。フォーミュラEのチーム、メーカー、パートナー、放送局、開催都市は、このスポーツに対する情熱と、持続可能な人類の進歩を加速させ、人々と地球により良い未来をもたらす可能性を信じるという信念によって結ばれています。
公式ウェブサイト:https://www.fiaformulae.com/ja/calendar/2023-24/r5-tokyo
ABBについて
ABBは、エレクトリフィケーションとオートメーションのグローバルテクノロジーリーダーであり、より持続可能で資源効率の高い未来の実現を目指しています。エンジニアリングとデジタル化の専門知識を結び付けることで、産業のパフォーマンスを高め、効率性、生産性、持続可能性を向上させ、優れた成果を生み出せるよう支援します。私たちは、これを「Engineered to Outrun」と呼びます。140年以上の歴史を有し、世界中に105,000人以上の従業員を擁するABBは、スイス証券取引所 (ABBN) および ナスダック・ストックホルム (ABB) に上場しています。
www.abb.com