大崎の人気つけ麺店「六厘舎」、閉店まであと1カ月-行列問題で

7月28日、平日にもかかわらず、オープン前には13人が並んだ。この日一番乗りで新宿から来た男性は「つけめん」を注文。「東京店には行ったことがあるが本店は初めて。おいしい」とスープ割りを頼み、満足した様子で帰って行った。写真は11時ごろの様子。

7月28日、平日にもかかわらず、オープン前には13人が並んだ。この日一番乗りで新宿から来た男性は「つけめん」を注文。「東京店には行ったことがあるが本店は初めて。おいしい」とスープ割りを頼み、満足した様子で帰って行った。写真は11時ごろの様子。

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 大崎・百反通り沿いのラーメン店「六厘舎本店」(品川区大崎3、TEL 03-5434-0566)の閉店まで、あと1カ月に迫った。

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 駅から離れた住宅街という立地にもかかわらず行列のできる店として知られる同店。2005年のオープン以来、大量の食材を長時間かけて煮込む「超濃厚スープ」のつけだれ、コシのある「極太麺」、カツオ節ベースの「魚粉」のつけ麺が幅広い層の人気を呼んでいる。経営は松富士食品(千代田区)。

 メニューは「つけめん」「あつもり」(以上850円)、「辛つけ」「辛あつ」(以上950円)、「中華そば」(700円)。チャーシューを細かくほぐした「豚ほぐし」(150円)、「味玉」「メンマ」(以上100円)、エビ風味の味付け玉子「エビ玉」(150円)などのトッピングも。

 閉店理由は「行列」。「休日には50人~100人の行列ができ、近隣の皆さまにご迷惑をおかけしてきた。行列の配置、列整理券案内、営業時間変更などさまざまな対応を考えてきたが、このまま営業を続けることが難しくなってきた」と同社広報の中嶋剣慈さん。

 移転先については「今後の詳細は未定。これまでは駅から遠い立地でお客さまにわざわざ足を運んでいただいていたので、次の店舗では我々の方からお客さまに近づき、アクセスの良い場所での営業再開を考えている」と話す。

 営業時間は10時30分~16時(スープが無くなり次第終了)。閉店は8月29日を予定。

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