毎月平日の締め日に「みそかそば」-目黒のバーが無料提供

7月30日に提供する無料の「晦日そば」。記者も試食したが、「すする」というよりは「かむ」という表現がふさわしい。

7月30日に提供する無料の「晦日そば」。記者も試食したが、「すする」というよりは「かむ」という表現がふさわしい。

  • 0

  •  

 目黒東口近くのそば&バー「酣(たけなわ)」(品川区上大崎3、TEL 03-3441-6181)で7月30日、「晦日(みそか)そば」限定50食を無料で振る舞う。

バー「酣」の店内

[広告]

 経営はバーなどの飲食店を9店舗展開するアズザクロウフライ(武蔵野市)。目黒周辺で働くビジネスマンやOLの「労をねぎらうため」に企画したもので、毎月平日の締め日、ランチタイムのみ行う。第1回は7月30日。

 同店では2008年よりランチ営業を始めたが今年1月に終了。もともと西京焼きや炊き込みご飯などの和食をメーンに提供していたが、5月より新たにそばをメニューに加えた。当日提供するそばは、ゴマだれとそばつゆの2種類の味が楽しめる「二色そば」(735円)。ざるではなく木の箱が特徴的な山形の「板そば」で、特注の麺は太く歯応えがある。

 「江戸時代、大みそかだけでなく毎月末(みそか)にそばを食べる習慣があった。商家では出前のそばを使用人に振る舞って労をねぎらっていたという話を聞き、お客さまへの感謝の気持ちを表したいと思ったのがきっかけ」と小林信秀社長。

 「日本古来の文化継承」をテーマにしている同店。8月1日には茶道のワークショップを開き、茶道の基礎などを紹介する。費用は4,200円(教材費込み)。

 小林社長は「『晦日そば』の企画は店をピーアールしたい気持ちもあるが、感謝の気持ちの方が大きい。目黒エリアで働いている方々に1カ月の締めとして、そばを食べにお越しいただければ」と笑う。

 提供時間は12時~14時(無くなり次第終了。予約は受け付けない)。通常の営業時間は18時~翌4時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース