リヤカーで本の移動販売を行う「リヤカーブックス」は8月6日、100万部を突破した人気書籍「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(以下「もしドラ」、ダイヤモンド社刊)をネーミングライツにした「ドラッカー書店~『もしドラ』の夏~」キャンペーンを品川駅港南口エリアで開始した。
普段は「品川経済書店」として独自にセレクトしたビジネス書を販売している同書店。リヤカーブックス店長の木村貴則さんは、「今回は『もしドラ』の100万部突破を記念した企画。20世紀の知の巨人、マネジメントの父といわれているピーター・ドラッカーの書籍を扱う今回のキャンペーンは、品川のビジネスマンに刺さるはず。明日から始まる夏の甲子園大会に向けて、『もしドラ』を盛り上げたい」と意気込む。
キャンペーン開始当日、「もしドラ」の世界観を再現すべく、作中に登場する女子マネージャーのみなみちゃんに見立てた現役女子高生3人を起用。さらに、野球部員を演じるため木村店長が草野球のユニホームを着用した。「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(1,680円)のほか、雑誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」のバックナンバーなど、ドラッカー関連書籍も販売している。
初日のキャンペーンを終えた木村店長は「マネージャーのみなみちゃんが3人もいてくれたので、とても心強かった。わたしも多大な影響を受けたドラッカーの魅力をより多くの人に伝えることができれば。ちなみに、女子高生マネージャーはシフトを組んで日々変わる予定なので、お楽しみに」と不敵な笑みを浮かべる。
同キャンペーンは、今月30日までの営業を予定(平日限定=17時~21時)。雨天定休、お盆休みあり。また、女子高生マネージャーの都合の悪い日は臨時休業することも。移動販売中は、ツイッターで現在位置をツイートする。