武蔵小山に「カクちゃんの元気がでる唐揚げ」-居酒屋が新事業

武蔵小山駅東口からパルム商店街を歩き、ケンタッキーを目印に左折。空揚げに合う「生ビール」(450円)も販売している。

武蔵小山駅東口からパルム商店街を歩き、ケンタッキーを目印に左折。空揚げに合う「生ビール」(450円)も販売している。

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 武蔵小山のパルム商店街近くに、空揚げ専門店「カクちゃんの元気がでる唐揚げ」(品川区荏原3、TEL 03-3788-0069)がオープンして約3カ月が過ぎた。

100グラム=240円で販売する空揚げ

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 同店は、これまで10年間営業していた居酒屋「からいもの里」の新事業。店長の桐木平角栄さんは「居酒屋の人手が足りなくなったため、居酒屋を臨時閉店している。少人数で営業できる空揚げのテークアウト販売を始めた」と話す。「からいもの里」は、人手がそろう時や常連客の予約が入れば一時的に営業を行う。

 空揚げは、20種類以上の食材や調味料などに2日間漬け込んだ鳥肉を使用。100グラム=240円で販売し、店頭には200グラム=480円、300グラム=720円のパックを用意する。このほか、福島産のコシヒカリを使用した「からあげ弁当」(500円)限定約30食も。

 テークアウト販売のみで、看板娘のようこさんが「おいしい、おいしい、元気が出る空揚げいかがですかー」と明るく呼びかける。働き始めて2カ月のようこさんは「人と人の距離がとても近い職場。空揚げをきっかけに人の輪が広がっていくのが楽しい。今後、武蔵小山のホットステーションになれれば」と話す。

 今後について、桐木平さんは、「オープンして間もないが、毎日買ってくれるリピーターの客が多くて完売することが多い。このまま営業していきたいが、『からいもの里』の営業再開も考えている。いつ空揚げ店を閉めるかわからないよ」と豪快に笑う。

 営業時間は11時30分~20時(土曜・日曜=10時30分)。完売次第終了。

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