武蔵小山に空揚げ専門店-老舗「村上からあげ」の味をアレンジ

スタッフの長澤さんが左手に持っているのは特大サイズの「ビッグモモ」(1本=650円)。隠し味に果物を使用したタレは「企業秘密」だという。

スタッフの長澤さんが左手に持っているのは特大サイズの「ビッグモモ」(1本=650円)。隠し味に果物を使用したタレは「企業秘密」だという。

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 東急目黒線・武蔵小山駅東口近くに5月15日、テークアウトの空揚げ専門店「元祖からあげ天」(品川区小山3、TEL 03-3782-2875)がオープンする。

武蔵小山駅近くにオープンした「元祖からあげ天」

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 1号店は大分県別府市に昨年オープンしたばかり。大分県でも空揚げ専門店が密集している中津市で、創業50年の老舗「村上からあげ」(中津市本耶馬渓町)の店主に教わり、味付けをアレンジしたという金子廣三(ひろみ)さんが出店した。武蔵小山店は2店舗目にあたり、廣三さんの兄・廣吉さんがオーナーを務める。

 空揚げは、宮崎県と大分県の国産鶏肉を使用。廣三さんは「熱々で食べてほしいので、注文を受けてから揚げる」とこだわりをみせる。メニューは、「骨なし」(100グラム=250円)、「手羽先」「ぶつぎり」、「手羽元」(100グラム=220円)、鶏の皮だけを揚げた「パリ皮」(100グラム=280円)、クリスマスシーズンに人気という「ビッグモモ」(650円)、「からあげ弁当」(500円)、子どもや女性向けの「ミニ弁当」(350円)を用意する。

 店舗面積は6坪で、想定客単価は1,000円~2,000円。「大分では盆暮れ正月、ひな祭りなどのハレの日や連休で人が集まる時には、各家庭が1~2キロの空揚げを購入することも」と廣三さん。「当店の空揚げは、いくらでも食べられて元気の出る味。配達も予定している。今後は多くの方に食べていただけるように、東京・福岡で10店舗展開したい」と意気込む。

 オープンを記念して17日まで全品20%引きで販売する。営業時間は11時~21時。

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