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青物横丁に「エビ蟹ビストロ 貝殻荘」-食材つかみ取る「イケドリ」水槽も

「来店をお待ちしております」とスタッフたち

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 京急青物横丁駅近くに5月11日、「エビ蟹ビストロ 貝殻荘」(品川区南品川2、TEL 03-6712-8881)がオープンした。経営はスパイスワークス(港区)。席数=73席。

オマールエビやカニは、それぞれ名前が付けられている

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 同店の特徴は「イケドリ」。店の入り口横の水槽には生きたエビやカニなどが泳ぎ、客がマジックハンドを使って食材をつかみ取る。同社取締役の金井哲也さんは「旬の食材をただディスプレーするだけでは物足りない。生きているところから見せるライブ感を演出したかった」と話す。「女性のお客さまが『ワー、キャー』と言いながらイケドリを楽しむ姿が多い」と笑う。

 「肉を喰らう様に、魚を喰らう」をテーマに、ボリュームのある盛り付けやリーズナブルな価格で魚介料理を提供。メーンのオマールエビは、品質に定評のある世界最大の活ロブスター輸出会社クリアウオーター社(カナダ)から輸入する。そのほか、魚介類は三崎漁港や富山、北海道などから、その時期の新鮮な食材を仕入れる。

 生け捕りした食材は量り売りで、価格(10グラムあたり)は、「活オマール海老」=40円、「活蟹」=50円、「貝」=30円、「車海老」は1尾=299円。調理法は種類によって異なり、ボイルやローストで提供する。「ずわい蟹とトマトの土佐酢ジュレ」(599円)、「特大海老の雲丹グラタン」(999円)、「つぶ貝とエリンギのエスカルゴバター焼き」(639円)なども用意する。

 ドリンクはワインを中心にそろえ、「naminamiなグラスワイン」(赤、白、泡)、「オヤジのサングリア」(以上550円)などのほか、各種瓶サワー(400円)、ハイボール(400円~)などを提供する。

 ランチは、「週替わりの汁スパ」(900円)、「カジキマグロのメンチカツバーガー」(850円、マッシュポテト、スープ付き)、「貝殻荘式海鮮ドリア」(900円、スープ付き)など。いずれも生野菜とドリンク付き。

 今後について、金井さんは「近隣には大きな会社が多い。大人数で使ってもらえるスペースを確保しているので、宴会などにも使ってもらいたい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~23時30分(金曜は翌2時まで)。日曜・祝日定休。

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