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青物横丁に座れる「おにやんま」-五反田の人気立ち食いうどん2号店

店主の大下知映(ともあき)さん

店主の大下知映(ともあき)さん

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 五反田駅近くにある立ち食いうどん店「おにやんま」(品川区西五反田1)が6月4日、青物横丁の八潮高校入り口交差点付近に2号店「東品川店」(品川区東品川4)をオープンした。

「おにやんま 東品川店」外観

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 店主は、大下義弘さんと知映(ともあき)さん兄弟。香川県出身の2人は、学生時代からうどん店の経営を目指していたという。

 「うどんは香川県のファストフード。1日1食はうどんを食べるが、まったく飽きない」と笑う兄の義弘さんは、飲食店のコンサルティング会社勤務時代に店舗運営を勉強。弟の知映さんは、「宮武うどん」(香川県)で修業を積んだ。

 五反田店は2010年6月にオープン。「五反田を選んだのは、街の雰囲気がよかったから。人が多くて活気があり、ここに店を出したら楽しそうだと感じた」と義弘さん。「2年たって、2号店の出店先に青物横丁を選んだのも同じ理由。青物横丁は、都会過ぎず下町過ぎず、ちょうどいい『ユルさ』がある。風通しのいい明るい雰囲気が漂っているのは、海が近いからかな」(義弘さん)。店舗面積は16坪。立ち食い業態ではなく、座席19席を設ける。

 メニューは「かけうどん」「ぶっかけうどん」(以上290円)、「きつねうどん」(360円)、「とり天」(390円)、「肉ぶっかけ」(490円)など。しょうゆやだしの材料、小麦粉、塩は香川県から取り寄せる。麺は店舗で毎日製麺。生地の状態を見た上で、製麺してから提供するまでの時間を調整するという。

 義弘さんは「店舗を増やしたい気持ちはあるが、全国的にチェーン展開していくつもりはない。自分たちがきちんと見回れる範囲で、クオリティーの高いうどんを出し続けたい」と話す。

 営業時間は7時~15時、17時~23時。日曜・祝日定休。

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