武蔵小山駅近くに12月18日、「ムサコ和食バル 角壱KADO-ICHI」(品川区小山3、TEL 03-3784-0688)がオープンした。店舗面積は15坪、席数は35席。
出店の経緯について、バーテンダーの松山有加さんは「姉妹店の『とり壱』(同)や『Bar SAHARA』(同)が武蔵小山に店舗を構えているため、近所で物件を探した」と話す。「再開発が進む武蔵小山駅周辺の発展に期待している」とも。
店舗は、ビルの1階に他店を挟んだ2フロアで展開。キッチンスペースのあるカウンター席のフロアと、テーブル席のフロアを用意する。「キッチンのあるフロアは、カウンター越しに料理人の所作を楽しめるしっとりした雰囲気。テーブル席のフロアは、女子会やパーティーなどの利用に好評をいただいている」
料理は、日本料理店数店で8年間修業を積んだ料理長が全て手作りで提供しているという。メニューは、「なめろう」「〆鯖(造り)」「稲葉うどんかけ」(以上700円)、「鰹のたたきスモーク」「豚の角煮」(以上900円)、「天ぷら盛り合わせ」(800円)、「ポテトサラダ」(450円)、「鴨肉の炭焼き」(1,000円)、「山形だし」「漬け物盛り合わせ」(以上400円)、「青葉とお揚げの煮たし」「出汁巻玉子」(以上600円)、「鯛茶漬け」(980円)などを用意。
ドリンクは、「生ビール(エビス)」(600円)や「クラフトビール(KAGUA)」(1,100円)、「ウェルディッキオ・クラシコ」「ピノノアール」(以上650円)などのグラスワイン、「鳳凰美田 辛口純米」(800円)、「すず音(ボトル)」(1,500円)、「メーカーズ・マーク」(700円)、サワー各種(500円)などを提供する。想定客単価は3,000円。
「今後は十割そばの提供を考えている。手打ちそばを打つスペースを増築予定」と松山さん。「敷居が高いと感じやすい本格的な和食を、スペインバルのようなカジュアルな雰囲気の中で楽しんでいただければ」とほほ笑む。
営業時間は18時~24時。火曜定休。