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日本最大級オフィスビル「品川シーズンテラス」-地域住民の利用も視野に

「品川シーズンテラス」完成イメージ

「品川シーズンテラス」完成イメージ

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 NTT都市開発(千代田区)は5月28日、芝浦水再生センター(港区港南1)内に建設中の新オフィスビル「品川シーズンテラス」の記者説明会を開いた。

品川駅から捉えた「品川シーズンテラス」の様子

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 2008年に東京都下水道局が地下に整備する下水道施設の上部を利用し、センターを再構築する利用者を公募。同社を含む計4社が、同局と協定して事業を進めることになった。2012年に着工した同ビルは、地上32階、地下1階、高さは約150メートル。タワー棟とアネックスから構成され、フロア面積は最大約1500坪となり、国大最大級の規模という。

 ポイントは環境に配慮した設備。建物の中心部へ太陽光を取り入れるシステム「T-Soleil(ティーソレイユ)」や太陽光発電設備、下水熱を利用した熱供給施設を採用し、自然エネルギーを活用する。敷地内には3.5ヘクタールに及ぶ緑地が広がる。

 別館部分のアネックスには、飲食店やコンビニエンスストアのほかに、講演などに使えるギャラリーやキッチン付きのコミュニティーホールを設置予定。広報担当の肝付(きもつき)美和さんは「入居されるビジネスパーソンだけでなく、地域住民の方たちにもぜひ利用してもらいたい。緑地を使ったイベントも計画できれば」と話す。

 完成は2015年2月末を予定。

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