武蔵小山駅近くに創作フレンチレストラン「Ferme de Legume(フェルム・ド・レギューム)」(品川区小山3、TEL 03-6451-3261)がオープンして約2カ月がたった。席数はカウンター4席、テーブル34席。経営はエンジェルハート。
オープンのきっかけについて、同社社長の金村成芳さんは「武蔵小山パルム商店街は、チェーン店やカジュアルな店が多い。特別な日にも使えるような店を出したいと思った」と話す。
使用する野菜は、「ニイクラファーム」(西東京市)や「アトリエノマド」(長野県佐久市)などの契約農家から取り寄せる。ジャガイモの品種「グランドペチカ」など、仕入れ先が厳選した珍しい野菜をメーンに、1~2週間ごとの週替わりでメニューを設定する。
ディナーは「明太子(めんたいこ)×青唐とひじきのサブレ」(500円)や「FL野菜」(700円)、「スターポーク×ナス×田舎みそ」(1,900円)をアラカルトで提供。デザートにも野菜を使用し、「焼きナス×旬柑橘(かんきつ)」(480円)なども。ほか、コースは2人以上から注文可能な「レジェール」(2,850円)と「グルマン」(4,250円)を用意。
アルコールは無ろ過ビール「SAPPORO白穂乃香」(650円)が目玉。生きた酵母を使用しているため、開栓後2日以内の提供を厳守する。ワインは真空サーバーにより、グレードの高い銘柄もグラスでの提供が可能に。「シャトー ペスキエ キュヴェ テラッセ」「ドメーヌ ラベ アビーム ヴァン ド サヴォア」(グラス=800円、ボトル=6,600円)、「ムルソー プルミエ クリュ グート ドール1968」(グラス=1,950円、ボトル=1万5,600円)などを取りそろえる。
ランチタイムビュッフェ(1,380円)は、メーンを肉か魚から選べ、スティック野菜や日替わりの野菜料理、焼きたてパンやドリンクバーが付く。
オープン後の反響について、「ママ会などで重宝してもらっている」と金村さん。今後の展望については、「かしこまらずフレンドリーで落ち着いた空間にしていければ。貸し切りにも要相談で対応する」とも。
営業時間は11時30分~14時30分、18時~23時。月曜定休(祝日の場合は火曜)。