北品川本通り商店会のフリースペース「楽間」(北品川1、TEL 03-5463-1297)で7月15日、トークイベント「品川Deepカフェ」が開催される。主催は舞台芸術のLLP(有限責任事業組合)「PLATEAU(プラトー)」(北品川4)。
2011年に行われた「品川宿Deepカフェ」の第3弾となる同イベント。過去2回は品川エリアについて参加者同士が語らう場としたが、今回は趣向を変え、ゲストスピーカーを招いたトークイベント形式で開く。
同組合の牛川紀政さんは「アートとまちづくりに詳しい平田オリザさんの考え方を地元の人にも伝えたいと思った。目的を考えると今回は講演の方が適しているので」と話す。
イベントは2部で構成。第1部は牛川さんと杉山さんが品川の街並みの変化に触れ、徳川家光が残した「品川は景よし」の言葉など、品川の歴史に絡めた内容を展開する。第2部は「芸術立国論」(集英社新書)著者の平田オリザさんを迎え、「芸術のある街のありかた」について講演を行う。
牛川さんは「今回のイベントを通じて、アートをもっと街に身近な存在だと捉えてもらいたい。文化資本と社会資本について見つめ直すきっかけにもなれれば」と意気込む。
開催時間は18時~20時30分。参加料は1,000円(ワンドリンク付き、飲食代は別)。席数は30席で立ち見あり。イベント終了後は懇親会も予定する。