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荏原町に「二代目 勇才」 大井町より移転、店主は漁師で猟師

店主の中瀬勇才さん

店主の中瀬勇才さん

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 荏原町商店街に2月24日、居酒屋「二代目 勇才(YUSAI)」(品川区中延5、TEL 03-6421-5090)がオープンした。

「二代目 勇才」の内観

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 「勇才」は2010年、大井町で開店。しかし、駅前再開発の影響で、昨年末に立ち退くことになった。移転後は営業再開の意味を込めて、店名に「二代目」を加えたという。店舗面積は約20坪、席数は36席。

 店主の中瀬勇才さんは「大井町で物件を探したが、見つけることができなかった。なるべく早く営業を再開したいと思っていた時に、焼き肉店の居抜きだったこの場所を見つけた。約1カ月で、カウンター席など一部店内を改装した」と話す。

 メニューは「特選おまかせコース」が4コース(1,800円、2,500円、3,200円、3,900円)。当日の仕入れによって4~8品を提供する。そのほか、「鍋コース(6品)」(3,500円)も。

 単品メニューは、「初がつを」「本みる貝」(以上800円)、「若竹煮」「竹のこご飯」(以上600円)、「菜の花からし和え」(300円)、「茶碗蒸し」(400円)など。旬の食材を中心に提供する。

 同店で使うコメは、中瀬さんが千葉県にある田んぼで育てた「コシヒカリ」。そのほか、空豆、トマト、ナス、キュウリ、トウモロコシ、ネギ、大根、白菜などを栽培しており、メニューに使っているという。海や山に足を運び、漁師・猟師として自身の手で食材を調達することも。

 ドリンクメニューは、「生ビール」(500円~)や「ウーロンハイ」「グラスワイン(赤・白)」(以上400円)、「鶴齢」(1合=600円・2合=1,000円)などを用意する。(価格は全て税別)。

 「食材の鮮度にはこだわっている。特に刺し身の魚は天然物しか仕入れない」と中瀬さん。「これからも自分が認めたメニューだけを、自信をもって提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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