日本航空(品川区東品川2)は7月6日、「空を飛ぶ。」プロジェクトのスタートを発表した。同プロジェクトのパートナーとなるのはスタジオジブリ。両社は1992年、アニメーション映画「紅の豚」を共同制作し、今回は2度目のタイアップとなる。「空を飛ぶことの夢、よろこび、楽しさ」を伝えるため、さまざまな展開を用意しているという。
目玉は、宮崎駿監督の幻の短編「空想の空とぶ機械達」(2002)の一般初公開。同作品は「三鷹の森ジブリ美術館」の展示用に制作された秘蔵アニメーション映画で、宮崎駿監督が自らナレーションを務めている。そのほか、映画「紅の豚」の機内再上映、「機内食の歴史」をテーマにした宮崎監督作のオールカラー漫画「空中でお食事」の紹介も。
同プロジェクトでは、2008年より導入される「JALボーイング787型機」外装デザインの公募も行う。今年8月~10月、「あなたが乗って旅してみたい、空飛ぶ乗り物」を全国の小学生から募集。審査にはスタジオジブリも参加し、入賞作品は日本航空の同初号機に描かれる。応募方法は、7月下旬、同社ホームページで発表予定。