東京都中央卸売市場食肉市場(港区港南2)は10月18日・19日、国内産牛・豚肉を試食できる「東京食肉市場まつり」を開催する。
同イベントは今年で27回目。「肉と品川」をテーマに、輸入牛肉の普及啓発と消費促進を目的として開催したのが始まり。近年はさらなる国内産の牛豚肉の消費拡大とブランド和牛のイメージ確立を目的に開催されており、昨年は約25,000人もの来場者でにぎわった。
毎年「推奨銘柄牛」を、無料で来場者に振る舞っている。今年は、新潟県内で育てられた黒毛和牛でも肉質の良いものだけに名乗ることを許される「にいがた和牛」を選び、160キログラムのしゃぶしゃぶ肉を用意。そのほか、普段は食肉市場のまかない料理として関係者が食べているモツの煮込みや銘柄豚のトンカツ、焼肉などを無料で提供する。試食時間は11時~12時、13時30分~14時30分の2回。
また、国内産牛肉、銘柄豚、食肉加工品を販売するほか、ステージイベントではマジックショーや、天狗の面をかぶり演奏する大井権現太鼓、肉の衛生に関するクイズを行う。
同イベント実行委員会事務長の藁谷友治さんは「卸売り市場なので普段は入場できないが、年に1回のイベントなので一般の方も楽しんでもらいたい。『にいがた和牛』のしゃぶしゃぶは、良質な飼料で育てており、肉のうま味とまろやかな口当たりが味わえる。多くの人にその味を知ってもらえれば」と話す。
開催時間は、18日=10時~16時、19日=10時~15時。入場無料。