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武蔵小山に「とん汁 丸二」 中延の「丸二青果」が運営、豚汁とカレーを用意

「とん汁 丸二」外観

「とん汁 丸二」外観

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 定食店「とん汁 丸二」(品川区荏原3、TEL 090-7195-4280)が9月12日、武蔵小山商店街パルム近くにオープンした。運営は丸二青果 中延店(品川区中延3)。

「とん汁 丸二」店内

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 焼き鳥店「酉の市(とりのいち)」跡を改装して活用する同店。店舗面積は6坪。席数はカウンター席8席。「旬の野菜をふんだんに使った定食屋」をコンセプトに掲げる。

 出店の経緯について、同店店主で丸二青果2代目の中澤譲さんは「丸二青果は戦後すぐの創業で、当時はけんちん汁メインの定食屋も展開していた。販売するだけでなく、野菜をたくさん食べてほしいという思いから定食屋を再びオープンしたいと考えていて、『酉の市』が閉店するタイミングで物件を譲り受けた。丸二青果で仕入れた野菜を使ったとん汁とカレーを提供している」と説明する。

 フードメニューは「とん汁定食」と「カレー定食」(以上1,000円)の2つ。「とん汁定食」には豚汁と生野菜サラダ、白米、漬物、冷ややっこ、フルーツ、日替わりのおかずが一品付く。白みそを使う豚汁は、豚肉とタマネギを蒸したあと、大根やレンコン、ニンジン、ゴボウなどを入れて30分ほど煮込むことで野菜のだしが出るという。「今後は季節ごとに入れる具材を変え、旬の野菜を味わえるようにする」と中澤さん。

 「カレー定食」には、カレーライスとごはん茶わんサイズの豚汁、サラダ、漬物、冷ややっこ、フルーツが付く。中澤さん自身は粘度があるマイルドな辛さのカレーが好きなため、提供するビーフカレーは自身の好みに寄せた家庭的な味にしたという。

 「八百屋と並行してほとんど1人で営業しているため、ランチタイムだけ店を開いている」と中澤さん。「お店を任せられる人が入ってくれたら、営業時間を延ばすかもしれない。もし私が店に立たなくなってもコンセプトを変えず、旬の野菜をおなかいっぱい味わえる定食を提供していく」と話す。

 営業時間は11時30分~15時。月曜・日曜定休。

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