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三田にラーメン店「大総家」 大輝家系列9店舗目、スープに生鶏ガラ使う

「大輝家直系 家系ラーメン 大総家」社長のユウさん(左から2人目)と、店長のダシさん(中央)と、スタッフ

「大輝家直系 家系ラーメン 大総家」社長のユウさん(左から2人目)と、店長のダシさん(中央)と、スタッフ

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 ラーメン店「大輝家直系 家系ラーメン 大総家」(港区芝5)が1月11日、三田駅近くにオープンした。経営は大輝商事(大田区)。

「大輝家直系 家系ラーメン 大総家」外観

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 蒲田のラーメン店「大輝家 本店」(同)系列9店舗目。カレー店「コロンブス」跡を改装して使い、赤を基調としたカウンターを設置した。同社社長のユウさんは「ハイクオリティーなラーメンを出せるよう、大輝家系列では厨房(ちゅうぼう)の面積を広めに設計している」と話す。店舗面積は約9坪。席数は、カウンター=11席。

 三田に出店した経緯について、ユウさんは「『大輝家』創業メンバーで、長年三田に住んでいたダシさんから、何度も三田での出店を相談されていた。近辺に家系ラーメン店が少ないこともあり、ダシさんに店長を任せる形でオープンを決めた」と説明する。

 ラーメンのスープは、系列他店よりも鶏ガラを多めに配合してだしを取っているという。「系列店の『裏大輝家』が近くにあるため、味を差別化したかった。ダシさんのこだわりで、フレッシュさと甘みが強く出る生の鶏ガラを使っている。これは、現時点で『大総家』だけの試み」とユウさん。

 メニューは、ラーメン(並=900円)、「燻製(くんせい)チャーシュー麺」「煮豚チャーシュー麺」(以上、並=1,200円)、「九条ネギラーメン」「のり玉ラーメン」「ほうれん草ラーメン」(以上、並=1,100円)、「旨(うま)辛ラーメン」(並=1,000円)など。いずれも中は100円増し、大は200円増し。ライスの食べ放題(100円)も用意する。

 トッピングは、味玉、のり(以上100円)、キャベツ(150円)、白髪ネギ、九条ネギ、メンマ、岩のり、穂先ワカメ、味付き背脂、白キクラゲ(以上200円)、燻製チャーシュー(3枚=250円)などをそろえる。カウンター上には、キュウリの漬物とチャーシューを合わせた「裏カッパ」や、煮干しとニンニクを漬けた「ラーメン酢」のほか、ニンニクやショウガなどの無料トッピングを置く。

 「ラーメンはごはんのおかず。味の濃いスープに合うよう国産米と輸入米をブレンドするなど、ライスにもこだわっている。無料トッピングでオリジナルの丼を作るお客さんも多く、自由に楽しんでもらっている」とユウさん。「今後は通し営業や朝ラーメンの提供も考えている。お客さんが『家に帰る』ように来てくれたらうれしい」とほほ笑む。

 営業時間は、11時分~15時、17時~23時。

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