スペイン居酒屋「エルタバンコ」(品川区西五反田7、TEL 03-3492-2778)が1月27日、オープンした。経営はエストレージャ(西五反田1)。
50年以上営業した「割烹(かっぽう) 望月」跡を改修して利用する。壁や床はDIYで仕上げ、店内には店主の大森栄治さんが集めたスペインのポスターや雑貨などを飾る。店舗面積は15坪。席数は30席。入り口近くには、立ち飲み用のカウンターを設ける。
同店は、シェリーバー&スペイン料理店「エチェガライ」(西五反田1)、「ジャカランダ」(目黒区)に続く系列3号店。出店の経緯について、大森さんは「シェリーがメインの『エチェガライ』とは違い、当店はスペイン南部にあるアンダルシア地方の街ヘレスによくある飲食店業態『タバンコ(立ち飲み居酒屋)』をイメージした店。価格帯を抑え、気軽に普段使いしてもらえるような間口を広げた店を作りたいと考えていた」と話す。
フードメニューはモツ料理をメインにする。スペイン風のモツ焼きは、ベーコンレバーやハラミ、レバー、ピートロなど(以上、1本=275円)を串焼きで提供する。モツ煮込みは「牛モツのトマト煮」(748円)、「豚モツのヴィネガー煮」(638円)、モツのカルパッチョはレバトロ、ハラミ、ハツ、アブラ、タン(以上638円)。タパス(小皿料理)は、スペイン風イワシの酢漬け「ボケロネス」、スペイン風オムレツ「トルティージャ」、マカロニサラダ、ブロッコリーのマリネ(以上528円)などを用意する。
ドリンクメニューは、スペインのナチュラルワイン(660円)、シェリー酒を使った「アンダルシアレモンサワー」(638円)、「グラスシェリー」(660円)、サングリア(550円)、生ビール(660円)などをそろえる。
大森さんは「スタンドで1人で飲んだり、グループで来店したり、0次会から2次会までさまざまなシーンで気軽に利用してもらえれば。今後はフラメンコなどのイベントも開催してみたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時。日曜定休。
※大森さんから「設備補充工事のため、本日よりしばらく休業します」との連絡がありました(再開の時期については未定)。