大井町にカフェレストラン-「漢方スタイリスト」女性オーナーが開業

オーナーの齋藤さん(左)。「魔法の粉」の店名は「夢の中に出てきた」という。「昔からわからないことや悩み事があって考え続けていると、解決策が夢の中に出てくることがある」。

オーナーの齋藤さん(左)。「魔法の粉」の店名は「夢の中に出てきた」という。「昔からわからないことや悩み事があって考え続けていると、解決策が夢の中に出てくることがある」。

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 大井町駅近くの大井三つ又商店街「みつまた時計台」前に昨年12月6日、カフェレストラン「魔法の粉/poudre magique」(品川区大井1、TEL 03-6429-8123)がオープンした。

「魔法の粉/poudre magique」の店内。

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 オーナーは、「野菜ソムリエ」「利き酒師」「漢方スタイリスト」の資格を持つ齋藤敬子さん。もともとの料理好きが高じて、「利用客一人ひとりに合わせた料理」を提供できるレストランの開業を目指した。約8年前から勉強を始め、資格を取得してきたという。

 大井町での開業について、齋藤さんは「1人暮らしの方が多く、再開発もあり今後の発展が見込めたから」と話す。店舗面積は10坪。席数はテーブル席=12席、カウンター席=3席。オープン後の利用客は、平日=30~40代の男性1人客、週末=家族連れなど。客単価は3,000円。

 特徴は「素材の力で相乗効果を期待できる」という和食家庭料理。「元気で長生き」をコンセプトに、四季折々のメニューをそろえる。齋藤さんの「おすすめ」は「鶏肉のグレープフルーツ煮」(860円)、「豚肉のくわ焼き」(700円)、「ヘルシー蒸し野菜 アンチョビガーリックソース付」(700円)、ダイコン、キノコ、キクラゲ、クコの実、ハト麦エキスが入った「ビューティースープ」(460円)、「幻の出汁巻き卵」(750円)など。

 ドリンクは、グラスワイン「葡萄のことば(赤・白)」(500円)、白ワイン「ラムーラ グリッロ」(2,800円)、赤ワイン「キューザ・グランデ ノチェーゼ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」(3,000円)などのほか、日本酒、焼酎などもそろえる。

 齋藤さんは「少しでも居心地の良い空間とおいしい食事を提供し、元気になっていただきたいという思いで開業した。今月中にはランチ営業を始める予定。今後は、弁護士や歯医者など異業種の講師を招き、イベント企画していきたい」と話す。「まだまだやりたいことがあるので、落ち着いたらもう少し広い空間の店を出せれば」と意欲をみせる。

 営業時間は17時~23時。

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