京都の仕出し専門店「三友居」、東京店を高輪に移転-6月には客席も

商店街「メリーロード高輪」にオープンした。

商店街「メリーロード高輪」にオープンした。

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 仕出し・茶懐石の出張料理を行う「三友居」(京都市左京区)は3月初旬、「東京店」(港区高輪1、TEL 03-5449-7155)を三鷹市下連雀より高輪警察署近くの商店街「メリーロード高輪」へ移転した。

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 同店は、京都市左京区に本店を構える茶懐石の老舗。約30年前に東京へ進出し、吉祥寺・東急百貨店(武蔵野市)と銀座・松屋本店(中央区)で総菜、弁当などを販売している。高輪店は現在、仕出しと出張懐石のみ。店舗面積は20坪。

 主な出張先は茶会や昔からの得意先。三友居の主人、山本勝さんは「仕出し屋は、お抱え料理人にようなもの。冠婚葬祭などの節目節目にかかわっていく。茶席ではあくまでも黒子として、お客さまのおもてなしのお手伝いをする。どのような方がいらっしゃるのか細かくうかがい、対象者によって料理を変えていく」と話す。今回の移転は得意先からのリクエストによるものだという。

 「茶の湯が好き」という山本さん。懐石料理を気軽に楽しんでほしいという思いから、高輪店で懐石料理を提供する客席を6月より用意する予定。高輪の街については、「お寺が多く気取った人がいない。古い街なので京都と変わらないと思う。来て良かった」とほほ笑む。

 料金は応相談。弁当は3,500円と5,000円で、2個より受け付ける。出張は1人=1万3,500円~。

 受け付け時間は9時~18時。

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