世界貿易センタービルディング(港区)は10月25日、大崎駅西口に複合施設「Think Park(シンクパーク)」(品川区大崎2)をオープンした。
同施設は、地上30階地下2階建ての「Think Park Tower」を中心に、森林地帯「Think Park Forest」、屋外多目的スペース「Think Park Arena」で構成。オフィスフロアには、モスフードサービスやモトローラなどが入居する。オープン前日には、ライブドア(港区)が運営する公衆無線LANサービス「livedoor Wireless」を導入し、「ThinkPark Plaza」と「ThinkPark Forest」内で高速無線LANインターネットの使用が可能になった。
オープニングセレモニーでは、女優の菊川玲さんがテープカッターを務めた。「Think Park Tower」の裾野に広がる森林地帯「Think Park Forest」にオープンを記念して「ミヤギノハギ」を植樹した。
11時の開館とともに多くの人が来館し、15時の時点で来館者は12,000人を記録。特に、「Think Park Tower」の1、2階で飲食店が軒を並べる「Think Park Plaza」はにぎわいを見せた。そのほかグランドオープニングイベントとして、記念ライブやトークショー、アート展示などを「Think Park Arena」で開催。イベントは10月28日まで。
同施設は、今後1年間の来館者を 1,000 万人、売り上げを35 億円と見込み、100 年後も愛される「100 年構想」の複合施設として、地元住民や就業者、来訪者に「優しい施設」(同社)を目指す。