ソニー、品川で年末商戦向け内覧会-電子書籍リーダーの販売も

参考商品として展示された海外モデルの電子書籍リーダー。「スマートフォンおよそ1台分の軽さ」でテキストが中心。

参考商品として展示された海外モデルの電子書籍リーダー。「スマートフォンおよそ1台分の軽さ」でテキストが中心。

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 ソニーマーケティング(港区高輪1)はグランドプリンスホテル新高輪「国際パミール」(港区高輪3)で9月8日~10日、特約店を対象にした内覧会「Sony Dealer Convention 2010」を開催している。

参考商品として展示された「Reader」の海外モデル

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 年末商戦に向けて、新製品を一堂に展示。「Sony “3D”Experience」をテーマに、3D「ブラビア」、「ブルーレイ3D」再生に全機種が対応するブルーレイディスクレコーダー、「スピード一眼」の「α55」「α33」、デジタル一眼カメラ「NEXシリーズ」、3Dの静止画撮影が可能な「サイバーショット」など「3Dエンターテインメントの世界」を紹介する。

 「2010年は3D元年」と栗田伸樹社長。テレビについては、今年の年末を「アナログ停波前最大の商機」とし、シェア20%以上を目指す。

 10月1日からは3D対応の「ブラビア」購入キャンペーンを実施。3D対応の液晶テレビ「ブラビア」または、3D対応のビデオプロジェクター「VPL-VW90ES」購入者を対象に、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT 3D エンハンスト・エディション」「アリス・イン・ワンダーランド」などブルーレイソフト4種類と、「プレイステーション3」で楽しめる3D立体視ゲームソフト4種類の計8つの3Dソフトを贈呈する。キャンペーン応募期間は来年の1月31日まで。

 このほか、ブルーレイディスクレコーダーは30%以上、カメラは金額ベースで30%以上、ウォークマンは50%以上、パソコンは15%以上など、各カテゴリー製品に関しても目標を掲げた。栗田社長は「年末商戦に向けて、3Dコンテンツの普及も不可欠。3D=ソニーのイメージを確実なものにしたい」と話す。

 今後の展開については、「ニュービジネス」として電子書籍端末「Reader(リーダー)」を年末に投入すると発表。ソニーは、2004年に「リブリエ」を発売するも2007年に生産を終了。2006年よりアメリカで姉妹機として「Reader」の発売を開始した。参考商品として出展された海外モデルは、6インチ=215グラム、5インチ=155グラムと軽量。新世代電子ペーパーディスプレー「E-Ink社 Pearl」を採用し、クリアタッチパネル(光学式)を搭載する。約1,200冊の電子書籍を持ち運びが可能。発売予定日と価格は未定。

 同内覧会の一般入場は不可。

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