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武蔵小山に焼き鳥&ワインの店-元フレンチシェフとソムリエ夫妻が開く

「三ツ矢堂製麺」2階の入居する同店。良則さんは、「よく妻と2人で来てみたいと話していますよ」と笑う

「三ツ矢堂製麺」2階の入居する同店。良則さんは、「よく妻と2人で来てみたいと話していますよ」と笑う

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 東急目黒線・武蔵小山駅近くに10月15日、「YAKITORI & Wine shinori(シノリ)」(品川区小山3、TEL 03-5749-3144)がオープンした。

店内の様子

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 焼き鳥とワインが楽しめる同店。元フレンチシェフの山中良則さんと、妻でソムリエの志乃さんが「自分たちが行きたい店」をテーマに作り上げた。店舗面積は11坪で席数は25席。

 21歳で料理の道に入った良則さんは現在34歳。「32歳で独立しようと思っていたので、レストラン、レストランバー、ワインバーなどさまざまな業態で経験を積んだ。中でも肉を焼くことがとても好きだったので焼き鳥店を開こうと思った。これまでにない新しいタイプの店を開きたかった」と話す。

 店名の「シノリ」は、良則さんと志乃さんの名前から命名。ワインのメニューリストはなく、料理や予算、利用客のその日の気分や好みに合わせて、志乃さんがワインを提案する。

 串焼きは、千葉県佐原市の地鶏「水郷赤鶏」を使用した「砂肝」「皮」(以上200円)、「ねぎま」「つくね」(以上250円)、群馬県直送の野菜串(150円~)などを用意。このほか、「茨城産 小鳩」(半身2,200円)、「エゾ鹿のカルパッチョ」(1,100円)など10月~3月限定の新鮮な野鳥、ジビエを使った料理や「カナール(鴨)」(1,900円)、「パンタード(ほろほろ鶏)」(1,950円)などの炭火焼き、自家製のパンを添えた「フォアグラソースと半熟卵のオーブン焼き」(1,600円)なども。

 ドリンクはハウスワイン(グラス500円)、生ビール(500円)、「本日の焼酎」「本日の日本酒」(以上700円)など。ボトルワインは3,000円~10万円以上と幅広くそろえ、4,000円前後の価格帯を豊富にそろえる。客単価は5,000円。

 山中さんは「ワインは敷居が高いイメージがあるかもしれないが、気軽に楽しんでいただくためにソムリエがいる。週に何度も通っていただけるカジュアルな店なので、ゆったりくつろいでいただければ。まずは街に愛される強い店づくりに全力を注いていきたい」と力を込める。

 営業時間は17時~23時(土曜・日曜・祝日は13時から)。火曜定休。

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