![今年初めて「1つ星」を獲得した高輪の三友居](https://images.keizai.biz/shinagawa_keizai/headline/1290682246_photo.jpg)
日本ミシュランタイヤ(千代田区)が発売する「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」で広域品川圏からは13店の飲食店が星を獲得した。
今年は計312店が掲載され、内訳はレストラン・料理店=266店、ホテル=46店。 掲載店のうち73%が日本料理で、ふぐ、そば、すき焼き、すし、天ぷら、鉄板焼、うなぎ、精進料理、居酒屋、串揚げ、焼き鳥に加えて、新たに牛肉料理、とんかつ、おでんの店が加わった。
広域品川圏で「三つ星」を獲得したのは、フランス料理店「レストラン カンテサンス」(港区白金台5)。4年連続で「三つ星レストラン」の座に輝いた。
「二つ星」は2店。昨年に続き割烹(かっぽう)「掘兼」(港区白金台5)と、昨年「一つ星」を獲得した日本料理店「まき村」(品川区南大井6)が「昇格」した。
今年新たに「一つ星」を獲得したのは天ぷら店「いせ」(品川区南大井3)、日本料理店「三友居」(港区高輪1)、すし店「鮨 いまむら」(港区白金5)、焼き鳥店「鳥しき」(品川区上大崎2)、日本料理店「ばさら」(港区芝3)の5店舗。
「三友居」は京都市左京区に本店を構える茶懐石の老舗。今年3月初旬に「東京店」を高輪警察署近くの商店街「メリーロード高輪」へ移転し、6月より懐石料理の提供を始めたばかり。三友居の主人、山本勝さんは「手軽に懐石料理を楽しんでいただきたいとの思いで提供している。京都の味をできたてで味わっていただければ。仕出しがメーンなので11月~5月は予約制だが、できる限り皆さまの期待に添えるよう頑張りたい」と話す。
焼き鳥店「鳥しき」店主の池川義輝さんは「焼き鳥は日本の文化。その担い手として、盛り上げていきたいという思いで日々営業している。品川区は昨年から焼き鳥店が星を獲得しクローズアップされているが、地域の方々に育てていただいた。今後も変わらず、日本の文化を継承しながら長く営業していきたい」と思いを込める。
昨年に続き、そば店「三合菴」(港区白金5)、五反田の焼き鳥店「炭焼き よし鳥」(品川区東五反田1)と「ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし」(品川区西五反田1)、フランス料理店「おはらス」(品川区大崎5)、中華料理店「桃の木」(港区三田2)の5店も「一つ星」を維持した。
11月27日発売。価格は2,520円。