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「阪急百貨店 大井食品館」が3年ぶりに開業-300人が行列

オープン後も行列を成す人々

オープン後も行列を成す人々

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 ビジネスホテルや商業施設などから成る複合施設「阪急大井町ガーデン」(品川区大井1)が3月16日に街開きを迎え、「阪急百貨店 大井食品館」(TEL 03-3778-5111)がグランドオープンした。

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 1953(昭和28)年に阪急百貨店東京大井店として東京に初進出し、1971(昭和46)年にはホテルやボーリング場、スイミングプールなどを併設し、地元住民に親しまれてきた。2007年、建物の老朽化対策として、耐震性能の向上と安全性の強化を目的とし全面的な建て替えを決定。「大井食品館」は2008年3月の閉館以来、3年ぶりのオープンとなる。

 ストアコンセプトは「マルシェ」。鮮魚店や精肉店などの専門店がそろうほか、「モン シュシュ」「アンリ・シャルパンティエ」などの人気洋菓子ブランドも登場。「地元御用達の“デパ地下”専門館」を目指すという。

 15日のプレオープンには、開店前に約350人が行列。11時オープンの予定を20分繰り上げた。16日は開店前にできた行列は約300人で、同じく20分繰り上げてのオープンとなった。この日、8時ごろから並んだという先頭の主婦3人組は「昔から品ぞろえがいいので、オープンを楽しみにしていた。15日は食料品、今日は2階の100円ショップで乾電池や懐中電灯などの日用品を購入したい」と話す。

 阪急大井町ガーデンの2階には100円均一ショップ「キャンドゥ」や服・鞄の修理「ミシン工房」、クリーニング店「幸栄舎」なども同日オープン。このほかすでにオープンしている海鮮居酒屋「はなの舞」、定食専門店「大戸屋」、カフェ「スターバックスコーヒー」などの飲食店も出店する。

 阪急大井町ガーデンを経営するエイチ・ツー・オー リテイリング(大阪市北区)広報の岩崎克臣さんは「東日本大震災の影響で、購入個数の制限などはあるが営業に支障のないレベル。こうした状況でのオープンだが、生活に必要な物を提供することで地域貢献したい」と話す。

 大井食品館の営業時間は10時~22時(土曜は20時まで、日曜・祝日は19時まで)。

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