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写真で見る「品川区の100年」発売-1100部が予約済み

16日に有隣堂 アトレ大井町店に本を納品した辻さん(左)と「有隣堂 アトレ大井町店」の宇野店長

16日に有隣堂 アトレ大井町店に本を納品した辻さん(左)と「有隣堂 アトレ大井町店」の宇野店長

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 郷土写真集や戦前写真集を販売する郷土出版社(長野県松本市)は6月18日、「目で見る 品川区の100年」を発売した。

「目で見る 品川区の100年」

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 同書には350点の写真を収録し、「大きく迫力ある写真」と「わかりやすい解説」で品川区の100年を振り返る。「目で見る100年シリーズ」は北海道から沖縄まで全国で展開。東京都は葛飾区、墨田区、台東区など20近いエリアで発売されている。

 「品川区の100年」は1500部限定で、このうち1100冊は既に予約が入っているという。「有隣堂アトレ大井町店」には350部が納品されており、「現在250部の予約が入っている。地元の高齢の方からの注文が多い」と宇野浩一店長。

 収録写真の95%は初公開。1956(昭和31)年の「混雑する大崎広小路」や昭和戦前の「ノリの養殖」、1960年ごろに品川聖蹟公園で行われていた紙芝居の様子など品川区全域の100年を紹介する。

 写真の提供元は、区内の小学校や観光協会、商店街、個人など。郷土出版社の辻正道専務は「紹介の紹介などを通して、個人宅に眠っているアルバムを掘り起こした。今では見られなくなった生活感あふれる写真が魅力。写真について説明できる方も少なくなってきているので、一冊の本に身近なふるさとの歴史をまとめて、後世に伝えていきたい」と話す。

 体裁はA4判・大型上製版。価格は9,975円。

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