東急大井町線・下神明駅近くに5月25日、定食屋兼居酒屋「お食事処 くら」(品川区豊町2、TEL 03-3783-5678)がオープンした。
店主の倉持圭一さんは、社員食堂や学校食堂の運営を経て独立。社員食堂で約5年間働き、その後独立を視野に入れて、学校食堂の運営会社に転職した。「食堂は和食から洋食、中華まで幅広く学べる。運営も任せてもらえるので良い経験になった」という。
倉持さんは生まれも育ちも大井町。土地勘のある大井町周辺エリアへの出店を決め、元ラーメン店を居抜きで利用。手作りの家庭料理をメーンに、母親の恵子さんと2人で切り盛りする。店舗面積は5坪で、席数は13席。
ランチはとんかつ(880円)、シマホッケ、サーモンムニエル(以上850円)などの定食メニューを3~4種用意。夜は定食メニューのほか、手羽先照り焼き(3本300円)、味付卵(200円)、豚キムチ(350円)、ぬか漬け(250円)などのつまみ類も提供する。定食ごはん無しの要望にも応える。
ドリンクは、生ビール(400円)、サワー(350円)、焼酎(350円~)、ソフトドリンク(300円)など。客単価は1,500円前後。
倉持さんは「これまで大量に作っていたので、どうしても冷めた料理などベストな状態で提供できなかった。自分の店では作りたてをお客さまに食べていただき、『おいしかった』と言われることがやりがいにつながっている。地元のお客さまばかりなので、年齢にとらわれず家族全員で入れる店にしたい」と意気込む。
営業時間は11時30分~14時、16時30分~20時。日曜定休。