北品川でフィルム上映会-「ホームムービーの日」に14カ国で同時開催

チャイカ・ムービーズの山本さん(右)と田辺さん

チャイカ・ムービーズの山本さん(右)と田辺さん

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 北品川本通り商店会のフリースペース「楽間」(品川区北品川1、TEL 03-5463-1297)で10月15日、8ミリフィルムの上映会「ホームムービーの日 品川2011」が行われる。

 「ホームムービーの日」は、家庭や地域に埋もれているフィルムを持ち寄って上映するイベント。アメリカで始まり、今年で9年目を迎える。今年は世界14カ国で同時開催。国内では品川のほか、弘前、仙台、墨田、長野、犬山(愛知県)、京都、大阪など12会場で上映する。日本での普及に努めているのが映画保存協会(文京区)。各開催地では、世話人と呼ばれるグループや団体が主催するする仕組み。

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 品川での開催に手を挙げたのが、田辺弘樹さんと山本直美さんによるチャイカ・ムービーズ。品川の企業に勤める職場の同僚で、昨年から子どもたちを集めて上映会などを行っている。同イベント開催にあたり、フィルムに合った「レトロでノスタルジックな雰囲気」の場所を探し求めて、「楽間」にたどり着いたという。

 上映に向けて現在、「家庭に眠っている8ミリフィルムを探している」という田辺さんと山本さん。「子どもの成長記録や祭りの様子など内容は問わない。本当は品川のフィルムをメーンで上映したいが、手に入らないので場所も問わない」と呼びかける。

 フィルム映像の魅力について、山本さんは「映写機を回していると、言いようのない高揚感に包まれる。フィルムの時代は昭和30年代後半から50年代半ば。自分が知らない時代の映像は大変興味深い。サイレントなのでおしゃべりしながら、皆で映像を共有するのも楽しい」と話す。

 「フィルムはデジタルと違って撮り直しができないので大切に撮られている。そうした緊張感もあって、面白いのかも」と田辺さん。今後については、「今年の上映分は、メンテナンスが必要なので締め切りがあるが、来年の開催を目指して品川のフィルムを集めていきたい。来年は品川をメーンにした上映会ができるかも」と期待を寄せる。

 15時開場、17時~19時上映。入場無料。フィルムの受け付けは9月30日まで。

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