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北品川に生地専門店「ピコ」- 個性的な生地200種類以上扱う

ミニサイズの針山は、オーナーの根本さんの手作り。

ミニサイズの針山は、オーナーの根本さんの手作り。

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 京急新馬場商店街に3月17日、生地専門店「pico(ピコ)」(品川区北品川2、TEL 03-6433-0324)が移転オープンした。

店内の見本もすべて根本さんの手作り

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 モザイクモール港北(横浜市)で11年以上も営業を続けてきた同店。移転先に北品川を選んだ理由について、オーナーの根本裕丈(ひろたけ)さんは「古き街並みが残り、歴史のある場所で店を出してみるのも面白いと思った」と話す。「この商店街にないジャンルの店だったので、『便利でうれしい』との声を頂いている」とも。取材時も、男性客がフラリと立ち寄って「これに合う糸はないか」と質問するなど、地域に密着した店作りに取り組んでいる。

 子どものころから手作りが大好きで、棚や洋服、バッグなど、自分で作れそうなものは何でも作るという根本さん。店内にディスプレーされている見本のバッグやスカートは、全て根本さんの手作りによるもの。

 「大手量販店にはない、個性的な生地を知ってもらいたい」をテーマに、所狭しと並ぶ200種類以上の生地。何を作るか案を膨らませながら、「扱いやすさ」「デザイン性」を意識して自らセレクトしたという。テープやボタン、ワッペンなど、小物類も幅広くそろえる。

 価格帯は、生地=500円~2,000円(1メートル当たり)、テープ=100円~300円、ワッペン=420円~525円など。

 「作り方のわからないものがあれば、その場で教えます」と根本さん。「手作りを通じて、お客さま同士のコミュニケーションの場になるような店にしていきたい」とほほ笑む。

 営業時間は10時30分~19時。火曜定休。

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