武蔵小山の住民から構成される任意団体「むさこアプリプロジェクト」と地域アプリの制作サービスを手掛ける「らしく」(品川区)が4月23日、「むさこライフ」「むさこ飲食」「武蔵小山の飲食店との相性診断」の3つのアプリをリリースした。いずれも無料版。
武蔵小山地域の知名度や住民満足度向上のために、スマートフォンやフェイスブック向けのアプリを開発している同プロジェクト。地域情報配信アプリ「むさこアプリ」と飲食店情報検索アプリ「むさこ飲食」はiPhoneとAndroid端末に対応。「武蔵小山の飲食店との相性診断」はフェイスブックで展開する。
このプロジェクトを立ち上げた「らしく」の佐藤純也社長は、自身も武蔵小山に住んで20年。「愛着のあるこの土地で何か地元に貢献できないか」と実践した一つの形が今回のアプリだという。アプリの一つ「むさこライフ」に関しては、「武蔵小山の住民たちが、行政や地域の施設情報などをもっと手軽に受け取れるようになれれば。昔の電話帳のようなものを目指した」と話す。今後については、「飲食店のお気に入り機能などを利用して、本当に必要としている人にクーポンの配信やセール情報などを届ける『スマートな広告』を実現したい」とも。
今後は電子雑誌「むさこマガジン」(仮)や武蔵小山のSNS機能などを追加予定。