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高輪台にそばと麦の店「遊心」-インド料理店から業態変更

店主の井野さん(写真左)とスタッフ

店主の井野さん(写真左)とスタッフ

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 都営浅草線高輪台駅近くに5月17日、そばと麦の店「遊心」(港区高輪3、TEL 03-3447-9559)がオープンした。

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 インド料理店「麻布ハティ 高輪台店」を業態変更した同店。店主の井野隆さんは「本格インド料理を提供するため、スタッフは全員インド人だったが、ビザの問題などで継続が困難になった。もともと自分はそば好き。良い職人と出会えたことで、新たなスタートを切ろうと思った」と話す。

 そば粉は産地を限定せず、その年や時期で出来の良い国産品を使用。麺つゆは、上質な昆布と削り節をブレンドしてだしをとり、そばに合うよう調整していく。

 メニューは定番の「せいろ」(600円)ほか、アナゴやキス、エビなど7~8種を載せた「天ぷらそば」(1,000円)、だしベースのとろみのあるカレーを使用した「カレーせいろ」(780円)などを用意する。

 夜は居酒屋としての利用を見込み、一品料理も充実。「水なす刺身」や「はまぐり酒むし」(以上550円)、「鯛かぶと(塩焼きもしくは煮付け)」(900円)、「刺身盛り合わせ」(1,500円~)などを提供する。「その時期の良いものを安く提供し、お客さまに喜んでもらいたい。お通しも日替わりで5~6品を盛り合わせで出しているので、好評」と井野さん。

 アルコールは、そば焼酎「雲海」(400円)や富山吟醸「立山」(800円)のほか、「ゆず梅酒」(ロック=400円、炭酸割り=500円)、各種サワー(400円)などをそろえる。

 今後について、井野さんは「店名に『麦』とあるのに、まだうどんを提供できていなくて……。うどんのつゆを2~3種類用意したり、量をグラム売りしたりするなど、構想は練っている。なるべく早い時期に、うどんも出していきたい」と話している。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~20時30分。土曜・日曜定休。

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