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高輪のコーヒー生豆専門店が5周年、焙煎時間に一杯無料サービスも

店主の齋茂さん。齋さんの人柄に引かれて同店に通う利用客も少なくない

店主の齋茂さん。齋さんの人柄に引かれて同店に通う利用客も少なくない

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 高輪消防署近くの商店街「メリーロード高輪」にあるコーヒー生豆専門店「コーヒーローストSAI」(港区高輪1、TEL 03-3449-7007)が3月3日、開業5周年を迎えた。

焙煎の待ち時間に提供する一杯のコーヒー

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 店主は10年前に脱サラし、横浜で同店を開業した齋茂さん。大田区出身だったこともあり、都内で店舗を構えるために物件を探したところ、母校の東海大学付属高輪台高校向かいの物件が見つかった。「決して便利な場所ではないが、土地勘もあり懐かしかったので、この地に決めた」と振り返る。

 スペシャリティコーヒーのみを扱う同店。店内には、コロンビア産「クレオパトラ」(200グラム=900円)、「エメラルドマウンテン」(同=1,380円)、アメリカ産「ハワイコナ」(同=2,400円)など常時30種類以上の生豆が並ぶ。現在の「おすすめ」は、期間限定「2009 エルサルバドル カップオブエクセレンス」で1位に輝いたエル・トパーズ農園の「サルバドル」(200グラム=1,480円)。全て焙煎(ばいせん)上がりのグラム数で販売する。

 注文を受けてから焙煎を行うため、待ち時間は20分程度。店内にはテーブル席とカウンター席が設け、無料でコーヒーを振る舞うサービスも行っている。「喫茶店以上の満足感を提供したい」という思いから、コーヒーをいれるカップにもこだわり、一杯一杯丁寧に注ぐ。

 主な利用客が地元住民で、週末には1時間待ちとなることもあるという。待ち時間は、雑誌や新聞に目を通すなど思い思いに過ごすほか、「おいしいコーヒーをいれるためなら何でも聞いてほしい」という齋さんとコーヒー談義に花を咲かせる利用客も。

 コーヒーに興味を持ったきっかけは、妻のるり子さんが『コーヒー難民』だったから。「おいしいコーヒーを求めて、いろいろな店に連れて行かれるうちにコーヒーの深みにはまっていった」と齋さん。

 「丁寧な仕事ができなくなる」という理由からインターネットでの販売は行わない。コーヒー豆が急騰し、値上げが話題になったが、現在は価格を変えず提供しているという。「一杯のコーヒーで自分の時間を持てるところが魅力。今のままを維持することが今後の目標。広く地元の方に愛される店にしたい」とほほ笑む。

 営業時間は11時~18時。火曜・水曜定休

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