旗の台駅近くのうどん店「でら打ち」(品川区旗の台2、TEL 03-3787-0591)が6月、リニューアルオープンした。
同店は1999年開業。今年4月に隣のたこ焼き店が閉店したため、店舗面積を広げる工事を実施。面積は12坪から27坪へ、席数は14席から31席になった。「以前はカウンターのみだったが、テーブル席を作った。ゆっくり食事をしたり、お酒を飲んだりしてほしい」と店主の神野真行さん。
神野さんは愛知県名古屋市出身。大学進学のために上京し、「東京はそば文化でうどん店が少なく、名古屋風のカレーうどんを出しているところはほとんどない」と気が付いたという。26歳から2年間名古屋市のうどん店で修業し、店を構えた。「東京の人に、名古屋のカレーうどんを食べてほしい」と神野さん。
メニューは「カレーうどん」「冷あつカレー」(以上800円)、「かけうどん」(600円)、「肉うどん」(750円)、「山かけうどん」(700円)、「鴨せいろ」(850円)など。「ほっけ焼き」(490円)、「大根サラダ」(440円)、名古屋名物の「味噌カツ」(550円)などの一品料理も提供する。
アルコールは「生ビール」(グラス390円)、「ハイボール」「梅酒」(以上440円)、「生グレープフルーツサワー」(490円)などを用意。
「昭和大学病院が近く、旗の台駅の乗り換え客もいるため客層は幅広い。店舗を広くしたことで、1人でさっと食事をしたい人や、複数人でわいわい楽しみたい人など、客それぞれのニーズに対応していければ」と神野さん。今後について「いつか100席くらいのうどんダイニングを開きたい」と話す。
営業時間は、11時~14時30分、17時30分~22時30分(日曜・祝日は21時まで)。月曜定休(月曜祝日の場合翌日)。