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品川で「おいらん道中」3年ぶり復活-「来年以降も続けてほしい」

旧東海道を歩く花魁

旧東海道を歩く花魁

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 旧東海道周辺の八ツ山(北品川1)から青物横丁(南品川3)で9月29日、第22回「しながわ宿場まつり」が行われ、「おいらん道中」が3年ぶりに復活した。

顔見せの様子

 「おいらん道中」は、毎年6月の例大祭で行われていたパレード。みこしの列との調整が難しく、道路の安全を優先して中止いたが、復活を望む地元住民の声に後押しされ、しながわ宿場まつりの前夜祭で行うことになった。

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 同祭実行委員長の大橋誠さんは「復活第1弾なので、これまでは区外からも募集していた『おいらん』や『かむろ』、『男衆』の公募を品川区民に限定した。地元の人にまず楽しんでもらいたかった。もちろん、1回限りでなく、今後も続けていければ」と抱負を語る。

 当日は17時30分に八ツ山付近で「顔見せ」をして、18時に出発。5人の花魁は約1キロメートルある旧東海道の道のりを、華やかな着物をまとい、片足最大2.5キログラムある高下駄を履いて、「外八文字」と呼ばれる花魁独特の歩きを披露した。

 道中では歓声とともにカメラのフラッシュが光り、「きれい」「歩くの頑張って」と花魁に声をかける来場者の姿も。今年初めて花魁道中を見たという女性は「引っ越してきたばかりなので、こういうお祭りがあることを初めて知った。歴史文化の1つとして、来年以降もぜひ続けてほしい」と話した。

 同祭りは30日も開催。毎年恒例の「江戸風俗行列」には、濱野健品川区長が「水戸黄門」の扮装で加わるほか、品川警察署の1日署長としてアイドルグループ「アイドリング!!!」の遠藤舞さんと菊地亜美さんも参加する。

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