大井町駅近くに12月21日、そば居酒屋「そば道 東京蕎麦style」（品川区東大井5、TEL 03-3763-3678）がオープンした。店舗面積は17坪で、席数は32席。

揚げたそばや昆布などをクルミだれにつける「蕎麦屋のバーニャカウダ」（680円）

　都内を中心に「本格炭火焼 新鮮ホルモン まるみち」「ラーメン道楽」などを展開するディーアール（品川区東大井1）の新業態。同社18店舗目の出店となる。「そば屋の新しいスタイルを確立したい。『そば屋はそば専門店』という常識にとらわれず、一品料理を充実させて、ワインなどアルコール類の品ぞろえも豊富にした」と社長の谷脇宗さん。「料理とお酒をゆっくり味わった後、締めにそばを食べてほしい」とも。

　一品料理は、揚げたそばや昆布などをクルミだれにつける「蕎麦屋のバーニャカウダ」（680円）、「そばの刺身」（380円）、「出汁巻玉子」（650円）、山梨県産の「信玄鶏」の備長炭焼き（150円～）など。同社がホルモンを扱う別業態を運営することから、「黒毛和牛のモツ煮」（550円）も提供する。

　そばは、甘皮を取り除いたそば粉で打つ白い麺「白細」と、栄養価の高い甘皮と一緒にひいたそば粉で打つ黒い麺「黒太」から選べる。「そば切り」（650円）、「しらす海苔ぶっかけ」（980円）、「黒カレーつけそば」「和牛ホルモンのつけそば」「鴨南蛮」（以上880円）、「にしんそば」（1,180円）など。

　アルコールは日本酒（グラス530円～）、焼酎（グラス480円～）、ワイン（ボトル2,600円～）をメーンに取りそろえる。

　谷脇さんは「そば屋のイメージを覆すスタイリッシュなデザインの店構えにした。女性受けもいいと思うので、ぜひデートなどで使ってほしい」と話す。

　営業時間は11時～翌4時（日曜・祝日は24時まで）。