大崎駅南口改札出てすぐの「大崎夢さん橋ビューロード」（品川区大崎1）上で7月3日、「REACH 大崎クラフトマーケット」が開催される。主催は「大崎エリア・マネージメント」（西品川3）、共催は「エリア・イノベーション・アライアンス（以下、AIA）」（大崎2）。

事前説明会の様子

　発案は、元AIAインターン生で明治大学3年生の用名将平さん。開催のきっかけについて、用名さんは「大崎の非再開発エリアでは最近、空き店舗が増えている。イベントをきっかけに、出店者がそういったエリアに店を構えることにつなげていきたいと思った」と話す。

　「大崎はビジネス街のため、平日は休日の約3倍もの人が利用する。手作り市は休日開催が多いが、専業の作家さんから平日でも参加できるとの声を受けて、異例の平日開催に踏み切った」とも。

　初開催となる今回は、21店舗が参加。木と金属を組み合わせたアクセサリーやオリジナルのレザー小物、文房具、コーヒー豆などが並ぶ。出店事前説明会では、参加者から「これまで参加した手作り市とは異なる状況で行われるので、どんな反応が得られるのか楽しみ」との声も聞かれた。

　用名さんは「イベントの定期開催はもちろん、期間限定ショップや常設店舗を展開することが最大の狙い。大崎に新たな魅力を生み出していきたい」と力を込める。

　開催時間は11時～19時（雨天中止）。