中延エリア一帯で10月12日、マチの文化祭「中延EXPO」が行われる。主催は、インストールの途中だビル オープンアトリエ事務局。
過去にインストールの途中だビルの屋上で行われたオープニングパーティーの様子
会場は「街全体」。中延のシェアアトリエ「インストールの途中だビル」に入居するクリエイターらと中延商店街の13店舗、住民らが協力して実施する。
開催のきっかけについて、同事務局の今村ひろゆきさんは「昨年10月にインストールの途中だビルのバースデーイベントを行ったことで、商店街の人とも仲良くなれた。今回はビル内だけでなく街の人とも協力し、地元商店の店主の知恵と技を体験・共有することで、よりこの街に根差した内容を展開する」と話す。
当日は、「家具屋さんと一緒にきりかぶコースターをつくろう!」や「焼き鳥屋さんを体験!焼き鳥を焼いてその場で食べよう!」など、各店舗主導のワークショップを用意。ほか、展示や交流イベント、販売・物販、公演・上映・ライブ、飲食など、3日間で50種類近いプログラムを行う。
「ビル1棟を丸ごと手作り市会場にする『夜のバザール』の出展者や、キッズ向けのワークショップの参加者を募集している。興味のある人はぜひ」と今村さん。「さまざまな立場の人のコラボレーションで、人の輪をどんどん広げていきたい。街のコミュニティー活動に興味はあるけど、なかなか踏み込めなかったという人も、積極的にボランティアに応募してくれている。イベントを開催したから終わりではなく、その後に生かせる活動にしていきたい」と期待を寄せる。
時間は11時~18時(一部プログラムは21時まで)。同14日まで。