品川・御殿山に12月3日、「東京マリオットホテル」(品川区北品川4、TEL 03-5488-0234)がグランドオープンした。経営は森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(同)。
同社は羽田空港の国際化により国内外の交通の要所となった品川に注目。海外からの集客力アップを図るため、世界60カ国に展開する「マリオット・ホテルズ」ブランドを招致したという。国内では、名古屋、沖縄に続き、3施設目となる。総事業費は約60~70億円。
客室数は249室。1室あたり平均11.5坪と、ゆとりある空間を提供する。Wi-Fiを完備し、ベッドはシモンズ製を採用。
同社社長の伊達美和子さんは、「リブランド前の『ホテルラフォーレ東京』の利用者に加え、『マリオット・ホテルズ』ブランドに期待するお客さまも多い。7月から受け付けている予約状況は好調」と話す。
他のホテルとの差別化については、「品川エリアの中で捉えるのではなく、都内のインターナショナルホテルとの比較という観点が必要。都心部にはない広大なアトリウム空間や庭園など、豊かな環境を使って他との違いを打ち出していきたい」と意気込む。
宿泊料金(2人)は、スペアリーキングが4万1,000円~、デラックスキング、デラックスツインがそれぞれ4万4,000円~、エグゼクティブ デラックスキング、エグゼクティブ デラックスツインがそれぞれ5万2,000円~など。価格はいずれもサービス料・消費税込み。