武蔵小山~西小山駅間で7月27日、「地元のみどり再発見」を目的とした「第1回まちあるきイベント」が行われる。主催は、地域づくりユニットのマカレル(小山4)。
同ユニットは、武蔵小山のフリーペーパー「まるまるっと!」編集長の小竹恵美さん、一級建築士の落合正行さん、ウェブディレクターの小林崇亮さんの3人による異業種チーム。「3人ともそれぞれ『まちづくり』活動に携わった経験があり、異業種が集まって活動できたら面白いと話していた」と落合さん。
街歩きイベントは、公募で寄せられた地域の緑化企画を東急電鉄が支援する「みどリンク」の協力で実現。当日は、スマートフォンサイト「まちつぶ」を使って街の植物の情報をつぶやき、ネット上に緑のあるスポットをマッピングしていく。システムを考案した小林さんは「つぶやいたデータで、どんな緑が街にあるのかを知るとともに、街の姿を見つめ直すきっかけになるはず」と話す。
イベントは全3回、隔月ペースで開催予定。毎回異なるテーマを設ける。今回のテーマは「みどりと庭」。ゲストに庭師の白武直也さんを招き、街でよく見かける類似の樹木や四季ごとに楽しめる植物の話を聞く。対象エリア内の家の庭や公園、植樹、植栽を見て回る。年末には、締めくくりの「みどりサミット」を開催予定。3回のイベントでマッピングされた地図を比較し、街のみどりについて意見交換を行う。
小竹さんは「普段よく利用する駅周辺でも、歩いてじっくり見なければ気付かないような緑がたくさんある。武蔵小山~西小山エリアに住んでいる人や働いている人に、街の緑を再発見してもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~13時。雨天延期。参加無料。スマートフォンの持参が必要。