西五反田エリア・大崎郵便局前交差点近くに3月12日、「すし 岩澤」(品川区西五反田5、TEL 03-5436-8338)がオープンした。
店主の岩澤資之さんは元システムエンジニア。学生時代にアルバイトをしていたすし店の楽しさが忘れられず板前を目指したという。赤坂見附の「すし匠齋藤」などで15年修業を積み、開店に踏み切った。店舗面積は12.65坪、席数は8席。
五反田に店を構えた理由について、岩澤さんは「同じ価格帯のすし屋が近くに少なかったから。板前がきちんと提供するすし店に来たことがない方にも気軽に訪れてほしい。食事はもちろん、雰囲気や会話も楽しんでいただけたら」と話す。
大学時代に10カ月間中国に留学した経験から、英語と中国語の接客にも対応する。「日本の食文化に興味を持つ海外のお客さまは増えている。その文化をきちんと伝え、より深く興味を持っていただけたら」とほほ笑む。
客単価は1万2,000~1万5,000円程度。要望に応えながらメニューを提供する。「和食はシンプルに素材の味が生きてくる。その季節においしい新鮮なネタで握る」と話す。
今後の展望について、「すし業界は『人を育ててこそ一人前』という認識がある。今後は後輩の育成にも力を入れていきたい」と岩澤さん。「将来は当店から板前を卒業させ、さらに業界を盛り上げていきたい」と意気込む。
営業時間は17時30分~23時。