京急本線鮫洲駅近くに3月29日、ナポリピザ店「Pizzeria Bakka M‘unica（バッカ ムニカ）」（品川区東大井1、TEL 03-6433-2737）がオープンした。運営はバッカ（同）。

店内の様子

　同社は渋谷区でキッチンカーでのピザの移動販売を行っていたほか、音楽フェスやグルメフェスなどのイベント出店も手掛けている。店舗面積は約20坪、席数は26席。

　出店の経緯について、社長の硲由考（はざま ゆたか）さんは「もともと立会川に倉庫兼厨房（ちゅうぼう）があったが、移動販売が好調になるにつれ、洗い物を積んで帰る負荷が大きくなってしまった。食洗器を設置できて、キッチンカーを店舗前に止められる貸店舗を探していたところ、良い物件が見つかった」と話す。

　ナポリピザは、小麦粉やイースト菌、水、塩のみで生地を作るのが特徴。同店で使う窯は、ナポリの窯職人「エルネスト一家」が来日し制作したものだという。

　ランチメニューは、3種類のピザと2種類のパスタを用意。「大きいピッツァ（28センチ）＋サラダ」（980円）や「小さいピッツァ（22センチ）＋前菜盛りプレート」「パスタ＋サラダ」（以上1,080円）などを提供する。

　ディナーメニューは、「マルゲリータ」（S＝750円、M＝1,350円）や「ハーブソーセージとガーリックソーセージ」（同900円、同1,600円）、「白トリュフオイルと生ハム」（同1,000円、同1,700円）などを用意。そのほか、「トロットロ！牛ほほ肉の赤ワイン煮」や「ムール貝の白ワイン蒸し」（以上1,200円）などの一品料理も（価格は全て税別）。

　アルコールメニューは、「バス・ペールエール」（680円）や「ヒューガルデンホワイト」（780円）、「パンクIPA」（830円）など、約30種類の世界のクラフトビールを用意する。そのほか、「ハウスワイングラス」（500円）、「ブラッドオレンジジュース」（450円）、「エスプレッソ」（350円）なども。客単価は3,000円。

　「同エリアは住宅が増えているものの、飲食店はまだ少ない。チャレンジしがいがある」と硲さん。「地元の人はもちろん、遠方からもピザを楽しみに来店してくれるファンを増やしていきたい」と意気込む。

　営業時間は、11時30分～14時、17時～22時。